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ターシャ・テューダーの人生
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ターシャ・テューダーの人生

ハリー・デイヴィス(著者), 相原真理子(訳者)

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ターシャ・テューダーの人生

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2001/11/15
JAN 9784163579108

ターシャ・テューダーの人生

¥3,980

商品レビュー

4.5

8件のお客様レビュー

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2020/11/12

大好きなターシャさんの人生を丹念に追った本。ターシャさんのイラストもたくさん収録されている。よくも悪くも自分を貫き通した人生を選んだ彼女。芸術家らしくけっこう風変わりな性格で周りの人達も大変だったことと思う。私もクリスマスが大好きなので、今度はターシャさんのクリスマス本も探して読...

大好きなターシャさんの人生を丹念に追った本。ターシャさんのイラストもたくさん収録されている。よくも悪くも自分を貫き通した人生を選んだ彼女。芸術家らしくけっこう風変わりな性格で周りの人達も大変だったことと思う。私もクリスマスが大好きなので、今度はターシャさんのクリスマス本も探して読んでみたい。

Posted by ブクログ

2012/02/05

ターシャ・テューダーの人生 ハリー・ディビス2000年、文芸春秋2001年11月 150点の水彩やデッサンを楽しみながらターシャ・テューダーの人生をたどることが出来ました 筆者はある時期はビジネスパートナーであった人だが、友人でもあり、 一方的な賛美に終わらず、しかし暖かい筆致...

ターシャ・テューダーの人生 ハリー・ディビス2000年、文芸春秋2001年11月 150点の水彩やデッサンを楽しみながらターシャ・テューダーの人生をたどることが出来ました 筆者はある時期はビジネスパートナーであった人だが、友人でもあり、 一方的な賛美に終わらず、しかし暖かい筆致でターシャを描いている 好感の持てる記述だった ターシャ・テューダー(1915〜2008)ボストンの名家の出身 父ウィリアム・スターリング・バージェスはヨットや飛行機の設計の業界では有名な技師・実業家、母ロザモンド・テューダーは肖像画家 読書家で話好きだった父から想像力が養われ、肖像画家だった母から絵の手ほどきを受け、小さい頃から絵本を作って遊んでいた 13歳の誕生日に念願の牛を買ってもらったターシャは、15歳で学校を辞めて迷わず絵画と農業の道を選んだ 農業で培った経験は自給自足の精神を育て、子供たちに絵本を作ったり花を育てたりその後のライフスタイルに大いに影響することになる 1938年23歳で結婚4人のこどもを育てながら絵本作家、挿絵作家となる  絵本は生涯で約90冊 1945年ニューハンプシャー州ウェブスターの古い農場を買い取って移住,17部屋450エーカー(55万坪) 1961年46歳で離婚 1971年バーモント州の森林地を購入、 この土地を「真っ白なキャンバス」と呼び、家を建てる 家具職人である長男セスがターシャの希望する年季の入った古びた家になるように18世紀の工法を研究し、たった1人で家を造り上げた 家と庭の一帯を「コーギー・コテージ」と呼び、電気や水道等、近代設備は最小限に 暖炉とベッドとロッキングチェアー、薪オーブンがあるような質素な室内と古い道具を使う昔ながらの生活を実践 一日の大半を草花の手入れに費やし、小花模様のドレスやエプロンを手作りし、山羊の乳を搾り、 庭でとれた果実で、ジャムやジェリーを作り、パイを焼いた 前世で1830 年代に生きていたと信じていた 1994年Tasha Tudor's Garden 出版 写真はリチャード・ブラウン 1996年生活とアートを取り上げた画期的な展覧会 1997年ABCテレビの番組放映 と人気はうなぎ上りとなったが、ターシャは戸惑い、静かなゆっくりした生活へ戻った

Posted by ブクログ

2011/12/06

今となっては彼女の名前は「ルイ・ヴィトン」や「カルヴァン・クライン」や「ココ・シャネル」や「ダナ・キャラン」と同じようにある種のブランドと化しているけれど、恐らく素顔の彼女は気難しくて、どちらかと言えば人嫌いで、偏屈なタイプの女性だろうな・・・・とNHKの番組で感じた KiKi ...

今となっては彼女の名前は「ルイ・ヴィトン」や「カルヴァン・クライン」や「ココ・シャネル」や「ダナ・キャラン」と同じようにある種のブランドと化しているけれど、恐らく素顔の彼女は気難しくて、どちらかと言えば人嫌いで、偏屈なタイプの女性だろうな・・・・とNHKの番組で感じた KiKi はそんな彼女がいかにコマーシャリズムに乗っかったのかに強烈な興味がありました。 この本を読んでいてわかったのは、絵本作家としての彼女はいわゆる職人であり、その職人芸によって生活の糧を得ていたわけだけど、今ある彼女(と言っても最早亡くなってしまったけれど・・・・)の姿にはやっぱりプロデューサーがいたんだな・・・・ということです。  多くの日本人が、否、アメリカ人も含め多くの人が彼女の生き方や彼女のもう一つの作品である庭等々に憧れを抱くけれど、その憧れの対象となるイメージのようなもの・・・は「コーギー・コテージ・インダストリーズ」という法人の作り上げた「商標」のような、「Corporate Identity」のような、「特許」のようなものだったんだなぁ・・・・と。 (全文はブログにて)

Posted by ブクログ

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