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第二次大戦回顧録 抄 中公文庫BIBLIO20世紀
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第二次大戦回顧録 抄 中公文庫BIBLIO20世紀

ウィンストン・チャーチル(著者), 毎日新聞社(訳者)

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第二次大戦回顧録 抄 中公文庫BIBLIO20世紀

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2001/07/25
JAN 9784122038646

第二次大戦回顧録 抄

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商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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2024/05/10

とても良かった!第二次世界大戦をイギリスの首相という立場の視点から振り返る回顧録の抄録。前半はドイツやイタリアなどヨーロッパの戦争の流れを、後半は日本との戦争の流れを詳しく回想。 戦後の日本の教育で「戦争」は、原爆被害、空襲の被害、戦地での飢えなど、被害を受けた庶民の視点で語ら...

とても良かった!第二次世界大戦をイギリスの首相という立場の視点から振り返る回顧録の抄録。前半はドイツやイタリアなどヨーロッパの戦争の流れを、後半は日本との戦争の流れを詳しく回想。 戦後の日本の教育で「戦争」は、原爆被害、空襲の被害、戦地での飢えなど、被害を受けた庶民の視点で語られることが多かった。しかし、世界から見れば日本は侵略国であり、当初は破竹の勢いで侵略を進めていた。本書では世界から見た日本の姿を、チャーチルのある程度客観性を備えた記載から知ることができる。被害者としてだけではない日本の姿を知ることは全ての大前提でありながら、なかなか日本では語られにくい。本書でようやく日本を世界の視点から見ることができたように思う。 なお、チャーチルは元軍人でもあるためか、各戦地における戦術のポイントも記載されており、その目線も新鮮である。また、ノルマンディのくだりでは、チャーチルの高揚感が伝わる記載となっている点も印象的。 戦争にいかにリアルに向き合うか、考えさせられる良書であると思う。

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2023/01/22

第二次世界大戦の勃発原因から、ヨーロッパ、アジア戦線の終着点まで。 要約版なのですぐ読めるのと、チャーチルが各所に出す電報の掲載があり、本人の立場に入りこみやすい。 戦勝国含めて、すべての国で戦争終結前後にリーダーが入れ替わっていることから、勝とうが負けようが大衆の支持を維持す...

第二次世界大戦の勃発原因から、ヨーロッパ、アジア戦線の終着点まで。 要約版なのですぐ読めるのと、チャーチルが各所に出す電報の掲載があり、本人の立場に入りこみやすい。 戦勝国含めて、すべての国で戦争終結前後にリーダーが入れ替わっていることから、勝とうが負けようが大衆の支持を維持することが難しい。 そんなことを最後のチャーチルの一文から感じた。 ... 増大する犠牲を払うのは、戦争を始めるにも止めるにも、何らの発言もできない国民大衆なのだ。

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2021/12/22

映像の世紀を見てから、20世紀の悲惨な戦争などはどのようにして起きたのか、という点に興味があった。 第二次大戦時のイギリス首相をしてたチャーチルの回顧録を読んだ。 元々は24巻ある大著(ノーベル文学賞も受賞している)を1冊にまとめているだけあったかなりの圧縮率がある。 ただ、...

映像の世紀を見てから、20世紀の悲惨な戦争などはどのようにして起きたのか、という点に興味があった。 第二次大戦時のイギリス首相をしてたチャーチルの回顧録を読んだ。 元々は24巻ある大著(ノーベル文学賞も受賞している)を1冊にまとめているだけあったかなりの圧縮率がある。 ただ、開戦に至った経緯や、チャーチルが枢軸国についてどのように感じていたのか、連合国の盟主たちとどのようなやりとりをしていたのかを詳細に書いており当時の全体感を知るには良い。 勝者だからといって驕った立場でのかきぶりでなく、枢軸国にたいしても尊敬の念や、どう被害を減らすかを考えて行動していたのには驚いた。

Posted by ブクログ

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