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松田優作、語る ちくま文庫
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松田優作、語る ちくま文庫

松田優作(著者), 山口猛(編者)

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松田優作、語る ちくま文庫

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 2001/08/10
JAN 9784480036636

松田優作、語る

¥858

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2010/05/28

しびれます。でも思っ…

しびれます。でも思ったより、かわいいとこもあります。今なお熱い支持を受ける優作の素顔が、ちらりと垣間見れる貴重な本。

文庫OFF

2023/02/20

俳優・歌手「松田優作」のインタビューを集めた作品『松田優作、語る』を読みました。 先日、「松田優作」の長女「ゆう姫」がバラエティ番組に出演していて、その際、「松田優作」の生前の映像が流れているのを観て、「松田優作」のことをもっと知りたくなったんですよね。 -----story...

俳優・歌手「松田優作」のインタビューを集めた作品『松田優作、語る』を読みました。 先日、「松田優作」の長女「ゆう姫」がバラエティ番組に出演していて、その際、「松田優作」の生前の映像が流れているのを観て、「松田優作」のことをもっと知りたくなったんですよね。 -----story------------- 70年代から80年代のわずか十数年の間を疾走した俳優「松田優作」。 出自、母、わが子、女性、映画への熱い思い……発言でたどる彼の全軌跡! 70年代から80年代のわずか十数年間を疾走して逝った俳優「松田優作」。 アクションスターとしてデビューした彼が、「鈴木清順」『陽炎座』を経て『家族ゲーム』で「森田芳光」と組み、ア・ホーマンス」を自ら監督し、「吉田喜重」『嵐が丘』「深作欣二」『華の乱』そして遺作『ブラック・レイン』に至るまでの軌跡。 俳優として、映画へ賭ける熱い思い、そして、生いたち、家族、女性への思いを語り明かす…。 ----------------------- 1995年(平成7年)に『優作トーク』という題名で刊行された作品の文庫化作品… 1977年(昭和52年)10月から、1988年(昭和63年)10月に『キネマ旬報』をはじめとした雑誌等に発表された「松田優作」のインタビューを編集した作品です。  ■弾けろ185センチのスーパーマシン  ■WALK&TALK 松田優作VS水谷豊  ■四歳の娘が「ユウサクさん元気?」って言うんだ!  ■鈴木清順症候群かげろう座談会 松田優作+大楠道代+原田芳雄  ■両足を5糎(センチ)ずつ切ろうかと思った  ■アナーキーな精神を持ち続ける三三歳  ■アクションスターから大きく変化した  ■死にたいほどおれを悩ませるのは…女ですね  ■高平哲郎のたまにはゆっくり話してみたい 松田優作さん  ■『探偵物語』インタビュー  ■モリタ・フィーバ・イン・ニューヨーク 対談・森田芳光+松田勇作 ほか 主演映画公開のタイミングでのインタビューが多かったですね… 基本的には当時のインタビューがそのまま掲載されているので、その時代や出演映画での「松田優作」について、当時に思いを馳せながら愉しめることができましたね、、、 「松田優作」って、無口でインタビューが嫌いなイメージがあったのですが… 出演映画や映画界全体への熱い想いだけでなく、母や我が子への愛、恋や女性、人生 等々、プライベートな面も含め自然に答えていて、意外な一面を知ることができました。 約10年間に亘るインタビューが時系列に並べられているので、「松田優作」の自らの言葉で表現されいる、精神的な充実や成長、映画に関する価値観の変化等が手に取るように感じられました、、、 印象的だったのは前妻「美智子」、娘「紗綾」と決別し、「熊谷美由紀」と一緒になったころ、 「いまのぼくの大部分は彼女から得たものですね。」 「いまのぼくの99%は、は彼女から得たものですね。」 という発言が何度も出てくることですね… 女優としての「熊谷美由紀」って、あまり印象にないのですが、「松田優作」へ与えた影響は大きなものがあったようです。 演じることについては、 「映像の行間を大事にしたい」 「1ミリのずれが許せない」 と発言しており、ストイックに完璧な演技を求めていたことがわかりますね… そして、私の世代には印象深い『太陽にほえろ!』への出演は、 「役者じゃなかったんですよ。  好きじゃなかったしね。  あの映画は、自分のナチュラルな生理からいえば、ほとんどいやなところだったというか、  人間関係とかね、実際に出ている役者さんなんかもね、ほとんど嫌いでしたからね。」 と一刀両断でしたね… 「ジーパン刑事」、好きだったけどなー。 映画監督や脚本家、俳優等、映画関係者に対する好き/嫌いがはっきりしていたようですが、、、 そんな中で「向田邦子」との出会いや、「向田邦子」作品の『春が来た』に出演したことが、演技における日常部分を発見につながり、「松田優作」の演技や演出に新境地を開かせたというのも印象的でしたね… 「向田邦子」って、色んな人物に影響を与えていたんですね。 二人とも、早逝されたのが残念です… 二人がコラボした作品、もっと観たかったですね。

Posted by ブクログ

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