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階級にとりつかれた人びと 英国ミドル・クラスの生活と意見 中公新書
770円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2001/05/25 |
JAN | 9784121015891 |
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階級にとりつかれた人びと
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階級にとりつかれた人びと
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
英国における労働者階級や上流階級に対する中流の葛藤やそれによる嘲笑・皮肉などについては見知っていたつもりだったが、ミドルクラスの中にも更にロウワーとアッパーの階級差があり、そこに関する意識がこれほど根深いとは思わなかった。言葉やアクセント、出身学校、職業などからだけで判断できない...
英国における労働者階級や上流階級に対する中流の葛藤やそれによる嘲笑・皮肉などについては見知っていたつもりだったが、ミドルクラスの中にも更にロウワーとアッパーの階級差があり、そこに関する意識がこれほど根深いとは思わなかった。言葉やアクセント、出身学校、職業などからだけで判断できない複雑さ。室内の装飾、ある階級の象徴だったものを別の階級が持つことによって変わる意味。「リステペタビリティ」という、人々の心に重くのしかかるもの。H・G・ウェルズからハリー・ポッターまで、物語の世界に出てくる階級を示す言葉や行動。メアリー・ポピンズやジーヴスがイングランドの人々にとって意味することも興味深い。英国の小説や映画をまた違った目で見ることになりそう。
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この筆者はこれが持ちネタなのか 別の本(「不機嫌なメアリー・ポピンズ」)と ちょこちょこ記載が重複してる。 まあフィクション作家みたいに 勝手にネタを紡ぐわけにはいかないんだろうしなあ。 でも途中で飽きてきた・・・
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ドリライ2daysの移動の間に読了しました(笑 電車移動で読むにはやっぱり新書が丁度いい気がします。 文庫だとページが捲りにくくてね。 さて、内容について。 完全に趣味の一環として借りたこの本ですが。 趣味としてはネタになる。 読書としては知識になる。 そんな1冊です。 アッパークラス、ミドルクラス、ワーキングクラスなど聞いたことがある階級差の他に、ロウワーミドルなど聞きなれない階級についてもわかりやすく書いてあります。 階級を取り巻くエピソードが沢山含まれているので、読んでいて面白いです。 マイフェアレディ、ホームズ、ジェインオースティンなどなど、これらの作品で「キャラクターの性格」だと思っていたものが、実は「階級」に関連付けられたものだと気づいたり…。 特にロウワーミドルクラスについてのジレンマだとかは「文学と人間」の授業内で取り扱かった作品に関連するワードじゃないかと思います。 あの授業は作品の背景にある社会やら作者の人生やらを聞きましたが、この「階級(特にミドルクラス)」に焦点を当てて一回レポートでも書いてみたかったなと思います。 書いて、先生の所に突撃したら迷惑…ですよねー。
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