商品詳細
内容紹介 | 内容:ジョン・レノンが撃たれた日. 恋. 木にのぼる猫. コンド-ム騒動. ほくろ. ル-ムメイト. いつもの朝に. クラスメイト. スペインの雨 |
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販売会社/発売会社 | 光文社/ |
発売年月日 | 2001/09/20 |
JAN | 9784334732011 |
- 書籍
- 文庫
スペインの雨
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スペインの雨
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
何なのでしょうね、特に大きな感動がある訳でもないのですが、何故か引き込まれてしまいます。 連作という訳ではないのに、同じ体験が異なる短編に出てきます。著者自身の経験を元にした作品でしょうね。同じ時代を生きてきたからなのでしょうか、何となくスッと物語に溶け込めるのです。 肩肘を...
何なのでしょうね、特に大きな感動がある訳でもないのですが、何故か引き込まれてしまいます。 連作という訳ではないのに、同じ体験が異なる短編に出てきます。著者自身の経験を元にした作品でしょうね。同じ時代を生きてきたからなのでしょうか、何となくスッと物語に溶け込めるのです。 肩肘を張るのではなく、流されるが如く。そんな姿勢に惹かれるのかも知れません。
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たいていの佐藤正午氏作品の主人公が放つ、どことなく他者を拒むような、きっぱりとは主張しないけれど自分は正しく他は愚かだ、というような感じが、長編ではじわじわとこちらに染み込んでくるのだが、本作のような短編ではしみ込む前に話が終わってしまうので、極めて消化不良。 書かれた時代が時代...
たいていの佐藤正午氏作品の主人公が放つ、どことなく他者を拒むような、きっぱりとは主張しないけれど自分は正しく他は愚かだ、というような感じが、長編ではじわじわとこちらに染み込んでくるのだが、本作のような短編ではしみ込む前に話が終わってしまうので、極めて消化不良。 書かれた時代が時代なので当然ながら、現代性はなく、教訓もない。 しかし害があるわけでもないので、ただなんとなく何も考えずに物語を追って、頭を緩めたいときにはもってこいの作品だと思う。
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佐藤正午の短編って、小説家とそのある友人の話しか殆ど読んだことなかったので、ちょっと毛色の違う「いつもの朝に」とか「クラスメート」が新鮮でした
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