商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社/ |
発売年月日 | 2001/12/24 |
JAN | 9784796625173 |
- 書籍
- 新書
擬態うつ病
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擬態うつ病
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商品レビュー
3.4
9件のお客様レビュー
擬態うつ病について知りたくて読書。 2001年と少し古い本であるが、勉強させてもらった。擬態うつ病は著者が作った造語らしい。うつ病だと思い込んでいる人、勘違いしている人、悪用している人だと思われる。うつ病と擬態うつ病の違い、治療について専門的な説明は、分かりやすいと思う。 現...
擬態うつ病について知りたくて読書。 2001年と少し古い本であるが、勉強させてもらった。擬態うつ病は著者が作った造語らしい。うつ病だと思い込んでいる人、勘違いしている人、悪用している人だと思われる。うつ病と擬態うつ病の違い、治療について専門的な説明は、分かりやすいと思う。 現在はそれに新型うつと呼ばれるものが増えている。本書の定義の擬態うつ病に近いと思われる。精神の未熟さ、正常ではない方向へ進んだ自己愛の暴走(ストーカーやナルシストへ変化する可能性を秘める)など。 新型うつも基本的に薬物療法の効果はないと思う。専門のカウンセラーと自己分析、自分と対峙させて、今のままではいけないと本人から変わりたいと認識させないいけないから途方もない時間がかかると思う。 本当のうつ病、自称うつも含めた擬態うつ病、そして新型うつも専門家による初期判断が重要だと思うが、まだまだそのへんの脆弱さを感じる。 本書にも食改されているが、病気になる本人より周りが迷惑することも多いと思う。私はその点に関心がある。うつ病であればしっかりと治療すればいい。だが、その他の擬態うつ病の場合は、厄介だ。周りの人が受ける迷惑やストレスをどうすれば軽減でできるのかを今後は学んでいきたいと思う。 本書はロサンゼルスのブックオフで購入しています。 読書時間:約30分
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長いことうつに対して多くの疑問を抱いていたけど、 かなり答えが得られた一冊。 タイトルはケンカ腰な感じがするけど、 内容は新書レベルとは言えかなり冷静で誠実だと感じた。
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本来レビューは実際に本を読んだ人が書くべきものであることは十分承知しています。この本については1文字も読んでいないのですがどうしても書きたいことがあるので、あえて書きます。 林先生はとても熱心な臨床家の先生でいらっしゃると思います。ご自身のサイトでの相談も受け付けており、これ...
本来レビューは実際に本を読んだ人が書くべきものであることは十分承知しています。この本については1文字も読んでいないのですがどうしても書きたいことがあるので、あえて書きます。 林先生はとても熱心な臨床家の先生でいらっしゃると思います。ご自身のサイトでの相談も受け付けており、これはそうそうまねできるものではありません。 ただ、この本、特にタイトルについてはどうでしょう。精神科疾患に対するスティグマというのは、精神科医療における大きな課題の一つであり、世界精神医学会でも大きなテーマとして捉えていることは当然精神科医なら知っているはず。 その風潮の中、専門家の出した本にスティグマを助長するようなタイトル。内容は必ずしも著者の提唱する擬態うつというものについて中心に書いてある本ではないようですが、タイトルに持ってきたことで、インパクトは非常に大きなものがあります。 事実、著者のサイトでの質問者の不安のほとんどが、うつ的な症状があるにもかかわらず、「私はやはり擬態うつなんでしょうか?」というものですね。多くの人が手に取る一般書の分野でこういったタイトルの本を出し、社会的不安をあおった責任は、著者・版元ともに非常に大きいと思います。
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