商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 理論社/理論社 |
発売年月日 | 2001/04/23 |
JAN | 9784652071977 |
- 書籍
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スターガール
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スターガール
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商品レビュー
4.2
86件のお客様レビュー
人に好きになってもらうことって難しい。 特にありのままの自分を好きになってもらうことは。スターガールのように自分を変えようと思えるくらい、好きでいられる人にめぐりあいたいなぁ。
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「あの子には、もう会った?」 「あの子って、だれさ?」 「スターガールだよ」 レオ・ボーロックの通うハイスクールに突如現れた不思議な女の子、スターガール・キャラウェイ。髪の色は砂の色。生成りの白のロングドレスに向日葵柄の大きなキャンバス地のバッグ、背中にはウクレレを背負って、ランチルームでいつも誰かにハッピーバースデーを歌ってる。誰とも違うスターガールに皆、遠巻きに興味津々!だけどもちろん、それは好意的な視線だけとは限らない…。 2020年映画化 以下、ネタバレを大いに含む感想です。 察しの悪い私は、最後まで読んで冒頭のヤマアラシのネクタイのことが分かり、それまで昂っていた感情が一気に爆発したのを感じました。 スターガールが現れた瞬間から、私はすっかりこの女の子の虜で、大好き♡と思うと同時に、このお話の行き先が不安で仕方がなかったです。それほどスターガールは魅力的でありながらも、独特でどこにも馴染まない、馴染めない風変わり者で、これは一波乱あるに違いないとひしひしと感じていたからです。実際には一波乱どころか、どこまでもグサグサと刺さる出来事が続いて、読んでいて苦しい気持ちになりました。 スターガールはその名の通り、星みたいな女の子で、遠巻きに瞬いているのを見ている分には素敵だけれど、近付くと眩しすぎて、作中にも描かれている所謂“ふつうの“人間には手に負えない流れ星みたいな子なんだなと思いました。流れ星が去った後に人々の中に残る希望に私はじんとなって、涙が止まりませんでした。 大人になった私には、スターガールの希少性も個性もとても良くわかり、主人公に対して苛立ちすら覚えましたが、ティーネイジャーにはまだ分からない、気付けなくて失ってしまう儚さを感じました。 集団の中で生きる難しさや個性が大事、そんなことを教育的に諭すお話ではなかったです。そんなものを通り越すくらい、お話に入り込めて、読後、言葉に言い表せない感情を持て余してしまう、心に残る大切な一冊になったお話でした。
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2007年6月12日 スターガールは型にはまらない、個性的な女の子。でもその奇抜すぎる個性ゆえに、周りから無視される。 無視されることを、「シャニング」っていうそうだ。 これってアメリカの小説の翻訳だけど、アメリカの中高生も、無視とかするんだー。 そんな陰険なこと、しないとおもってた(^^; みんなにシカトされて、何年か後にふつうに思い出せるのが、私にはできないことだと思った。 自分らしくあろうということと、周りに合わせようということ。 学校という社会では、それが両立しないんだよね。 はやく学校なんか出て、社会に出られれば良いね。スターガール。
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