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ジェーン・オースティン(著者), 大島一彦(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 キネマ旬報社
発売年月日 2001/05/29
JAN 9784873762395

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商品レビュー

3.8

8件のお客様レビュー

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2024/07/25

映画見てから原作も読んでみようと思い読みました! 登場人物の心情や詳しい描写が知れて、とても面白かったです。ウェントワースかっこいいなあ〜!

Posted by ブクログ

2021/05/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高慢と偏見に比べると展開は淡々としており、より大人向きの内容。 ジェーンオースティン晩年の作品と聞いて納得。 9割5分は前置きで、最後のクライマックスも小さく華麗に締め括られています。 焦らされすぎたからか、手紙を読むところでは思わず鳥肌が立って涙が出ました。 人物の内心の細かい描写には「そういう考え方確かにするなあ」と思わせるものが多くあり、文化と時代のギャップを超えて共通する人間の心理を実感。 翻訳はやや読みにくい。イギリスらしい長ったらしい言い回しをそのまま訳した印象で、個人的にはもっと砕けた翻訳が好みです。

Posted by ブクログ

2020/08/01

主人公アン・エリオット27歳は聡明な女性。 8年前、結婚を決めた相手がいたものの、周囲の強い反対で断念してしまい、いまだ独身。 准男爵という立派な家柄で、父や姉と一緒に暮らしているが、家計は苦しくなる一方で、彼女のかっての魅力や美しさも衰え、地味な暮らしに埋没しつつある。 その...

主人公アン・エリオット27歳は聡明な女性。 8年前、結婚を決めた相手がいたものの、周囲の強い反対で断念してしまい、いまだ独身。 准男爵という立派な家柄で、父や姉と一緒に暮らしているが、家計は苦しくなる一方で、彼女のかっての魅力や美しさも衰え、地味な暮らしに埋没しつつある。 そのときの相手フレデリック・ウェントワースは、当時はなんの後ろ盾もない下士官で、そのために結婚は不釣り合いだと反対されたのだが、その後ナポレオン戦争での功績によって地位と財産を築き、いまやウェントワース大佐となっている。 余曲曲折を経て彼女の前に現れた大佐との、それからの経緯を描く。 物語はこれまでのオースティンの作品に較べれば起伏なく進むが、それでも目が離せない……大佐の手紙をアンが手に取るシーンは涙なしには読めません。年取って涙もろくなったせいかもしれませんが。 「今日では、多くの者が『説きふせられて』を彼女のもっとも完成した作品と見なしている」と1954年に発表した例の「世界の十大小説」でモームが書いている。 60年以上前の評価なので、現在はまた変わっているかもしれないけれども、その意見に大賛成。

Posted by ブクログ

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