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世界文明における技術の千年史 「生存の技術」との対話に向けて
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世界文明における技術の千年史 「生存の技術」との対話に向けて

アーノルドパーシー(著者), 林武(訳者), 東玲子(訳者)

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世界文明における技術の千年史 「生存の技術」との対話に向けて

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新評論
発売年月日 2001/06/20
JAN 9784794805225

世界文明における技術の千年史

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2024/11/13

西暦10世紀前後の200年間に中国で製鉄業が発展し、兵器と農具の個別用途に対応した品質の異なる鉄が開発された。炉内に送り込む空気は、蝶番で動く2つの巨大な鞴によって送り込まれていた。 中国では900年以前に火薬の原型が知られていて、1040年には火薬の調合の方法が印刷された本が...

西暦10世紀前後の200年間に中国で製鉄業が発展し、兵器と農具の個別用途に対応した品質の異なる鉄が開発された。炉内に送り込む空気は、蝶番で動く2つの巨大な鞴によって送り込まれていた。 中国では900年以前に火薬の原型が知られていて、1040年には火薬の調合の方法が印刷された本が現れた。1150年以前にはロケット弾か発明され、その1世紀後には激しい爆発を起こす火薬の製法が知られた。 1050年頃から衰退したバグダッドから一部の学者たちが移り住んだので、スペインはイスラムの学問と技術的知識の大中心地になった。 1241年に東ヨーロッパがモンゴルの侵略を受けると、その4年後にローマ法王はモンゴルの元の都サマルカンドへ使節を派遣し、その結果として火薬が伝えられた。 1258年にモンゴル軍によってバグダッドが陥落し、アッバース朝が滅ぶと、古典学者や科学者たちがデリーに避難し、イスラム文化の最も重要な都市になった。デリーではギリシア数学が教えられ、インドの船には磁気羅針盤が使われ、製紙術が発達した。13世紀のモンゴルの侵略によって古典イスラム文明が終わった。 明は首都を北京に置いたため、南部から供給される穀物を運ぶために1403年から16年間で2100隻以上の外洋航行船が官営造船所で建造された。1411年に大運河が建設されると、造船の資源を運河用船舶への建造に転換し、1435年に海軍の活動すべてを停止した。 1593年に福建省で不作のための飢饉が起きた時、政府はフィリピンに調査団調査団を送り、コロンブスがアメリカ大陸からスペインに持ち帰り、スペイン政府がフィリピンに導入していたサツマイモを持ち帰った。1500年から1750年までの間に、中国、日本、インド、西ヨーロッパの人口は、ほぼ2倍に増加した。特にヨーロッパと中国ではアメリカ大陸から導入したジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシが食糧の増産に貢献した。 科学革命の時代には、測定データの図表化、分類、細分化、製図や物理学的模型の使用などに基づく分析によって、技術情報の取り扱いや技術上の着想を明確な形で表明する新しい方法が、ヨーロッパに技術的優位をもたらした。印刷術によって本が身近なものとして利用されるようになり、物事を抽象化して考えたり、分析的に考える習慣が育った。17世紀のヨーロッパでは地図製作や車・てこの機構、化学物質に分析手法を用いた。 蒸気機関が発明された時のヨーロッパでは、食料品の価格と賃金が他の物価に比べて低くならず、機械の利用が非常に強い刺激になった。1866年に発電機を回せば自己励起によって磁場を発生させる電線コイルが発見され、1870年にドイツのジーメンス・ハルスケ会社が最初の発電機を製作した。 インドにおける緑の革命は、大土地所有農民にとっては有益だったが、狭い土地しか持たない多くの人々が頼りにしている雑穀品種は改良計画の中に入っていなかった。

Posted by ブクログ

2014/04/24

技術は進んだ地域からそれ以外の地域に波及するものといったイメージは間違いで相互に交流することで発展するものだということを技術の歴史を振り返って確認する本。 テーマや解釈はとても興味深いものなのだが、字数の多くは歴史資料から判明していることの羅列でしかなく、前もってある程度の知識...

技術は進んだ地域からそれ以外の地域に波及するものといったイメージは間違いで相互に交流することで発展するものだということを技術の歴史を振り返って確認する本。 テーマや解釈はとても興味深いものなのだが、字数の多くは歴史資料から判明していることの羅列でしかなく、前もってある程度の知識があることが前提。その上で一般的に思われていることと違う説明がなされているので楽しく読める本ではなかった。 技術は一方通行のものではないという話はとてもおもしろいのだが、その証拠の羅列が多い割になぜそうなったのかの考察は少なくて正直しんどいって感想。

Posted by ブクログ

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