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ワイン一杯だけの真実 幻冬舎文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎/ |
| 発売年月日 | 2001/08/25 |
| JAN | 9784344401563 |
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ワイン一杯だけの真実
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ワイン一杯だけの真実
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商品レビュー
3.5
14件のお客様レビュー
お薦め!
8本のワインから立ちのぼる官能の香り……極上の酒が醸し出す空気に、うっかり酔わされる。ワインの名を関した物語たち、大人の色香と凛とした目を併せ持つ女たちが奏でる物語を、隅々まで味わい尽くしてほしい。
abtm
これが本物の官能小説。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 難解すぎる。文章の端々に優艶さを感じるものの、自身の読解力の低さか、ワインへの知識不足か、時代背景のギャップの大きさからか、今の私(2025)には十分理解できなかった。 後半に行くにつれて、頭がこの文章にチューニ...
これが本物の官能小説。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 難解すぎる。文章の端々に優艶さを感じるものの、自身の読解力の低さか、ワインへの知識不足か、時代背景のギャップの大きさからか、今の私(2025)には十分理解できなかった。 後半に行くにつれて、頭がこの文章にチューニングされたのか、面白いと感じてしまった。 ロス・ヴァスコスのお話が好きだった。夢の狭間にいるような、ある種エヴァっぽさのあるお話。私もドーパミン中毒のようなものかもしれない。意外性のある作品はやはりワクワクしてしまう。 バローロの人間性の筆致が好きだったし、シャトー・ディケムは最近そんな女性に出会ったので人事ではなかった。
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自分自身はワインには詳しくないが、旅行先やちょっとしたお祝いのディナーなどでボトルワインを頼むことはある。とはいえ食事に合う辛口のシンプルな白ワインを頼むことが多く、作中の彼女たちのような結びつきは皆無に等しい。 ワインと他のお酒の違いは何か?ビールは言わずもがな飲んだら全部しょ...
自分自身はワインには詳しくないが、旅行先やちょっとしたお祝いのディナーなどでボトルワインを頼むことはある。とはいえ食事に合う辛口のシンプルな白ワインを頼むことが多く、作中の彼女たちのような結びつきは皆無に等しい。 ワインと他のお酒の違いは何か?ビールは言わずもがな飲んだら全部しょんべんになって出ちまう。ウイスキーはどうか。軽やかなスコッチやスモーキーにすぎるアイラなど、世界の広がりや奥行きはあるものの、そのときの気分やバーテンの好みで選べてしまう、ある種のカジュアルさがある。外してもボトル全て飲むということにはならないしね。一方でワインを選ぶときは妙な緊張感を伴う。適度な値段と種類の豊富さ、相手のワインへの関心、提供される料理とのバランス、粗悪なワインが引き起こすの翌朝の頭痛。そのようなあらゆる基準をクリアして選ばれたワインなので、不思議といつどこで飲んだワインがこんな味をしたものだと思い出とセットになって紐づいているものだ。そもそも日常的に飲まないからという前提もあるが、そのときワインを注いでくれたスタッフのキャラクターや一杯目を飲んだ後の「これからこのボトルを空ける楽しい時間を過ごす」という高揚感、それらが不思議な記憶につながるのであろう。 作中の彼女たちはそれぞれにかなり特殊な事情を抱えている。そしてワインへの造詣が特段深いようにも見えない。否応にも関わってくる男との物語における重要な一場面に、おそらく非常に高級であろう一本のワインが働きかけ、彼女たちの記憶をより深く渋い色に染める。 話を作品に戻すと、ラ・ターシュ、チェレット・バローロ、トロッケンベーレンアウスレーゼが好みだった。香りに酔っていると舌触りに裏切られ、舌触りに酔っていると味に裏切られて、味に酔っているとまた香りに裏切られる、そのような複雑さと錯乱を象徴するワインをあの女がゆっくり飲んでいる一方でわたしに複雑な快楽を与えたあの男はハウスワインをがぶ飲みしていた。恐るべき対比構造が上手い。ワインショップで手に入るワインでも、この友人としか飲む気にならないというような一本に出会うこともまたとない価値。色や香りを明確に覚えているわけでもなく、どうにかしても飲みたいというわけでもなく、人生が充実するわけでもないのに、絶対的なものに接触してしまったと思わせる一本。そのような一本に出会う女と一本を提供する男(女友達もいるが…)。不思議なストーリーの中で強烈にワインの個性を結びつける村上龍がすごいと思った。
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