シャーロットのおくりもの

E.B.ホワイト(著者), さくまゆみこ(訳者), ガースウイリアムズ

• 販売会社／発売会社: あすなろ書房/
• 発売年月日: 2001/02/09
• JAN: 9784751518892

商品レビュー

2025/09/15

命を見つめる本です。見つめさせてくれるのはこの本にでてくるすべての命ある存在。
題のシャーロットってどんな存在かなと思って読み始めると人によってはサプライズかもしれません。
河合隼雄先生もこの本の素晴らしさを話しておられて、それはYouTubeで聴けます。よかったら検索してみてください。

2025/07/24

シャーロットそっち！？
と、やっぱりなりました。

シャーロットの活躍に子どももワクワク読めて
命について考えさせられる場面もあり
ずっと読み継がれているのも納得です。

2025/04/23

子どもの頃に読んだ覚えはありますが、全く内容は覚えていませんでした。
河合隼雄、長田弘「子どもの本の森へ」で紹介されていてまた読んでみたいと思い図書館で借りました。
弱いブタは、生まれてすぐ殺さないと言うお父さんに可愛そうだと泣いて殺さないでと訴えるファーン。お父さんは、それならお前が育てなさいとファーンは、ブタにウィルバーと名付けて育てはじめますが、ある程度大きくなったら家では飼えないからとお父さんが親戚の近所の牧場に売ります。ファーンは、毎日、その牧場にウィルバーに会いに行き、農場に暮らすガチョウや羊、ネズミそして蜘蛛のシャーロットの会話を聞いて、過ごします。
ファーンは、その会話の中に入らず聞いているだけです。ここからは、動物たちの会話の世界になります。ウィルバーは、そのうち、食肉やハムにされるんだと知り、泣きます。それを見てシャーロットがウィルバーが殺されないように知恵を絞りお陰でウィルバーは、食肉にされませんが、シャーロットは、寿命が尽きて死に、その子どもたち、孫たちががウィルバーの友達になっていく。
というストーリー。
生物は、生物を食べて生き、子どもを残すという摂理をこんなにも温かく、スッキリと子どもたちに教えてくれる素晴らしいお話だと思いました。