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僕は、涙の出ない目で泣いた。 視力障害の天才ヴァイオリニストがつかんだ人生の光
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 扶桑社/ |
| 発売年月日 | 2000/12/20 |
| JAN | 9784594030452 |
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僕は、涙の出ない目で泣いた。
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商品レビュー
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東日本大地震後、本を読む気が一切起きなくなっていましたが、今日、久しぶりに一冊読みました。 著者は、盲目のヴァイオリニスト、川畠成道。 この人の演奏がとても好きです。技巧だのみだけではない、温かさと真摯さがにじむ、心動かされる音を出す人です。 子供の頃にアメリカで病気にかかり、...
東日本大地震後、本を読む気が一切起きなくなっていましたが、今日、久しぶりに一冊読みました。 著者は、盲目のヴァイオリニスト、川畠成道。 この人の演奏がとても好きです。技巧だのみだけではない、温かさと真摯さがにじむ、心動かされる音を出す人です。 子供の頃にアメリカで病気にかかり、九死に一生をとりとめたものの失明してしまった、人生全てに絶望してもおかしくない彼が、自分の運命を呪ったり卑屈になったりせずに、粛々と現実を受け入れ、努力の末に英国留学を果たし、主席として卒業して、ヴァイオリニストとして花開くまでが、誠実な文章でつづられており、(人とはかくも強いものか)と勇気をもらいました。 角膜がないため涙が出ず、自分の血液から作った目薬を常に冷温で保管し、何種類もの目薬を1時間おきにささなくてはならないなんて、本当に大変です。 苦労の多い半生だったことでしょう。 なのに、毎日30分から1時間ほどダンベルを使って体を鍛え、リサイタルに備えているなど、人一倍健康管理をしっかりとこなしているようです。 背伸びをせず委縮もせずに、等身大の自分として頑張る姿は、周りの人々が手を足しのべたくなるひたむきさに満ちています。 つらい境遇で、大変な思いを人一倍したと思いますが、健やかにのびのびと育った彼のまっすぐな生き方が、そのまま演奏に表れているようです。 江藤俊哉に7年間師事したと知って、なるほどと思いました。江藤氏の演奏も抒情豊かで好きなので、似ている気がします。 日本で「庭の千草」として知られるスコットランド民謡「The Last Rose of Summer」を演奏するくだりで、"トマス・ムーアの原詩は「人は一人では生きられない」という内容だ"、と書かれており、まさに今回の地震でくじけそうになっている日本人たちに向けられたような歌だと思い、力づけられました。 手に取ってみたら、とても今の私の背中を押してくれる本で、勇気が湧いてきました。 久しぶりに、彼の演奏CDを聴いてみようと思います。
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目の障害があるということで手に取ってみた。(偏見などではなく眼に興味があるため) でも、内容は当然ながら音楽の話が中心。音楽に詳しくない私にはいまいち理解できないことも多かったが逆に一流と言われる音楽家とは…というのが少し分かった気がする。 音楽に対して様々な解釈をして、それをど...
目の障害があるということで手に取ってみた。(偏見などではなく眼に興味があるため) でも、内容は当然ながら音楽の話が中心。音楽に詳しくない私にはいまいち理解できないことも多かったが逆に一流と言われる音楽家とは…というのが少し分かった気がする。 音楽に対して様々な解釈をして、それをどう表現するか。感覚的なことだから、それを他人に分かるように共感してもらえるようにいかに表現するか、そこに個性や自分らしさをどれだけ組み込めるか。それが音楽で成功出来るかどうかの分かれ道。とうことらしい。 そんなことを考えながらクラシックを聴いたらいつもとは違う世界を感じられるかもしれない。
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この本と一緒に彼のCDを借りた。 ピアノをちょっとだけかじったことのある私は楽譜を見ながらでも暗譜をすることにかなり苦労した。 見えない彼はまず暗譜することから曲に取り組む。 視力をなくしたおかげでバイオリニストになれたと言う彼の前向きさを耳でも感じて欲しいなぁ。
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