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中坊公平・私の事件簿 集英社新書
836円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2000/11/22 |
JAN | 9784087200638 |
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中坊公平・私の事件簿
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中坊公平・私の事件簿
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商品レビュー
3.9
23件のお客様レビュー
熱い生き様
闘う弁護士、という呼び名が似合う人だ。幾つもの重大事件を手がけてきた著者が、弁護士生活の中でも特に心に残った事件について語る。森永ヒ素ミルク事件の冒頭陳述から始まる本書。熱い生き様がここにある。
さつき
子供の頃、家業が傾き破産をしました。その時に、お世話になった弁護士さんの姿を見て、自分も弁護士を志し、大学に進みました。結局は夢は叶いませんでした。そんな私にとっては、中坊公平さんは理想的な弁護士さんでした。小柄で柔和な笑顔、いつも辛い方々に向ける笑顔。ただ、不合理については鬼と...
子供の頃、家業が傾き破産をしました。その時に、お世話になった弁護士さんの姿を見て、自分も弁護士を志し、大学に進みました。結局は夢は叶いませんでした。そんな私にとっては、中坊公平さんは理想的な弁護士さんでした。小柄で柔和な笑顔、いつも辛い方々に向ける笑顔。ただ、不合理については鬼となり徹底的に戦う。そんな中坊さんが、決して最初からそうではなかった事、人間的な部分が垣間見れて、安心をしました。そんな方に比べて、今の弁護士さんはワイドショーのコメンターやタレントまがいの行動。見るに耐えません。司法試験を通りやすくする事が正しい事なのかわからなくなります。でも、それが時代の流れでしょうね。
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中坊公平さんは、2013年に既に亡くなられているが、国民の耳目を集める大きな事件を扱われることが多かった高名な弁護士だった方。 本書は、中坊さんが現役時代に手がけた事件のうち、ご本人にとって印象深いものを集めたもの。 扱われているなかで、ある程度の年齢以上の方であれば、森永ヒ素ミ...
中坊公平さんは、2013年に既に亡くなられているが、国民の耳目を集める大きな事件を扱われることが多かった高名な弁護士だった方。 本書は、中坊さんが現役時代に手がけた事件のうち、ご本人にとって印象深いものを集めたもの。 扱われているなかで、ある程度の年齢以上の方であれば、森永ヒ素ミルク事件、豊田商事事件、豊島事件、住専処理事件などは、内容は分からなくても、聞いたことはあるのではないかと思う。 印象に残ったことは、下記のようなこと。 ■事件を解決するために基礎となるのは、プロとしての腕前 ■訴訟事件は、単純な法廷での争いではなく、関係者の巻き込み方や、解決の仕方の設定や、法廷外での活動などが重要 ■そもそも、何が実現したら「問題は解決した」と言えるのかは、事件毎に設定しないといけない。上述したが、単に裁判に勝とうとすれば良いというものではない ■そう考えると、プロとしての腕前とは単純に法律家としての実力ではなく、もっと大きな「影響力」とでも言うべきもの プロフェッショナルとは何かについて考えることが出来た一冊。
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