商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 主婦の友社/角川書店 |
発売年月日 | 2000/12/01 |
JAN | 9784072292860 |
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氷点
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商品レビュー
4.3
24件のお客様レビュー
五十年前に書いた作品とは思えない位のストーリー展開と綿密な人物表現。テーマは原罪。原罪とは人間が生まれながらに持っている罪を指す。 殺人犯の子として生まれた陽子とそれを取り巻く人物たちの憎しみ恨みつらみ。名作と呼ばれてふさわしい作品。
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旭川で病院を経営する辻口啓造の長女ルリ子が殺される。悲しみに沈む妻夏枝は、女の子を養子に迎えたいと希望し、啓造は友人で産院医師の高木に養子斡旋を頼む。夏枝と病院の眼科医村井の不倫を疑って嫉妬する啓造は、ルリ子を殺してすぐに自殺した犯人の娘をくれるよう高木に依頼し、殺人者の娘を夏枝...
旭川で病院を経営する辻口啓造の長女ルリ子が殺される。悲しみに沈む妻夏枝は、女の子を養子に迎えたいと希望し、啓造は友人で産院医師の高木に養子斡旋を頼む。夏枝と病院の眼科医村井の不倫を疑って嫉妬する啓造は、ルリ子を殺してすぐに自殺した犯人の娘をくれるよう高木に依頼し、殺人者の娘を夏枝に育てさせ、それを不倫に対する復讐にしようと考える。 一見幸せに見える家庭内の問題を、家族それぞれの心理面から描いた秀作。やはり名作と呼ばれるものはよい作品だと思った。
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10月の7冊目。今年の179冊目。最近はなかなか本が読めずペースダウン。 これは名作だと思いますね。すごい良い小説だと思いますね。ただ、ちょっと暗めの雰囲気なので、途中で若干なえました。しかし、最後まで読み切ったときは、とても4、50年前に書かれた小説とは思えないほど、現代的と...
10月の7冊目。今年の179冊目。最近はなかなか本が読めずペースダウン。 これは名作だと思いますね。すごい良い小説だと思いますね。ただ、ちょっと暗めの雰囲気なので、途中で若干なえました。しかし、最後まで読み切ったときは、とても4、50年前に書かれた小説とは思えないほど、現代的と言うか、現代に生きる人にとって響くものがあると思いますね。これ読んでたら、関係ないけど『砂の器』を思い出しました。
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