商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2000/12/20 |
JAN | 9784166601448 |
- 書籍
- 新書
新聞があぶない
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新聞があぶない
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商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
再販、記者クラブ、…
再販、記者クラブ、インターネットなど、新聞がかかえる問題点はひととおり押さえてある。あまり書かれることがない、販売店経営についての解説があり、勉強になった。
文庫OFF
元朝日新聞記者が現在の新聞業界が抱える問題点を述べた作品。インターネットメディアが栄えていく中で、新聞はどのような立ち位置であるべきか。そして立ち位置を確立したうえで、新聞上の情報はどこまで信頼できるのか。それらの疑問により、新聞の根幹を問いた上で、具体的な新聞業界の抱える問題に...
元朝日新聞記者が現在の新聞業界が抱える問題点を述べた作品。インターネットメディアが栄えていく中で、新聞はどのような立ち位置であるべきか。そして立ち位置を確立したうえで、新聞上の情報はどこまで信頼できるのか。それらの疑問により、新聞の根幹を問いた上で、具体的な新聞業界の抱える問題にメスを入れる。 業界内の問題の中でも特に気になったのは、新聞上の広告の問題。本来、新聞は何事からも独立したうえで、報道を行う公衆性のある存在であるべきだ。しかしもちろん、資金の問題もあってそう単純にはいかない。資金不足を補うために、新聞は広告を取り入れている。広告収入が、購買収入のサブであるうちはいいが、広告収入が購買収入に匹敵するようになると、新聞上に広告産業の意図が加えられるようになり、独立性を損なってしまう。 広告が増えるのは何で?それは読者が新聞から離れて行ってるから。じゃあ何で読者は新聞から離れるの?不況だから?ネットが発達しているから?それはもちろん複合的な理由がある。ただ今のままじゃ新聞の中で広告のプレゼンスがあまりにも大きくなってしまう。 広告と新聞はどんな関わりを持てばいいのだろうか。広告の勉強をしたくなった。
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[ 内容 ] 新聞の果たすべき最も重要な機能は「批判」である。 そして、その批判は新聞自身にもおよぶべきだ。 新聞社が各種の公的規制のもとで享受しているいろいろの特権、いっこうになくならない悪質な講読勧誘商法、営利第一主義のもと、紙面にあふれる記事とまぎらわしい大広告、そしてまったく開示されない経営内容…。 新聞が書かないこれらの実態を徹底的に探り、鋭い分析を加え、新聞が批判精神を取り戻し、読者の信頼を回復する道を具体的に示した問題作。 [ 目次 ] 第1章 ドラッジ・レポート 第2章 新聞の信頼度調査は何を物語るか 第3章 インターネットへ走り出す 第4章 有価証券報告書と記者クラブ 第5章 宅配制度と表裏の再販制度 第6章 新聞社経営と新聞販売店経営 終章 新聞に未来はあるか [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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