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遠い崖 帰国 遠い崖-アーネスト・サトウ日記抄8
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遠い崖 帰国 遠い崖-アーネスト・サトウ日記抄8

萩原延壽【著】

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遠い崖 帰国 遠い崖-アーネスト・サトウ日記抄8

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社/
発売年月日 2000/03/20
JAN 9784022573209

遠い崖

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2013/12/19

 本書の「ウィリス」を読むと、これは「歴史書」なのだろうかと思った。  「アーネスト・サトウ」の同僚であり友人である「ウィリアム・ウィリス」は、歴史にはほとんど登場しないが、「手紙」の発掘によって、本書においては生き生きした命を与えられている。  これは、「小説」や「ノンフィクシ...

 本書の「ウィリス」を読むと、これは「歴史書」なのだろうかと思った。  「アーネスト・サトウ」の同僚であり友人である「ウィリアム・ウィリス」は、歴史にはほとんど登場しないが、「手紙」の発掘によって、本書においては生き生きした命を与えられている。  これは、「小説」や「ノンフィクション」の手法のようにも思えるが、これが本書に「幅の広さ」を与えていると思えた。  「ウィリス」も、日本に来た外国人として歴史に翻弄されながら生きているといえる。  「薩摩」という日本においても特殊な地域で、医師として苦闘する姿は「美しい」といえる。読後感は「爽やか」でさえある。  本書の「パークス」のハモンド外務次官にあてた半公信には瞠目した。  「日本人は中国人よりも感情に動かされやすく、その行動に安定性を欠き、持続的な努力を必要とする作業を簡単に放棄する傾向がある」というのだ。  これは現在の日本人にも当てはまることかもしれない。だからこそ「急激な変化」が求められたのだろうか。  「廃藩置県」については、私たちは歴史の教科書で「必然」の如く教わっているが、本書を読めば、「凄まじい変動」であったことがよくわかる。しかし、まさか当時の外国人からも「変革の速度が急激過ぎる」と危惧されていたとは。  「廃藩置県」という「急激な変化」を一気にやり遂げようとすることじたい、極めて日本的といえるのかもしれないと痛感した。

Posted by ブクログ

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