商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社/ |
発売年月日 | 2000/06/24 |
JAN | 9784796618489 |
- 書籍
- 新書
大学崩壊!
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
現在の大学問題の責任…
現在の大学問題の責任を、大学当局と学生の両面から解明。学生のバッシングは珍しいことではないが、本書のようにいわゆる大学の先生が置かれている厳しい現状を記したものは珍しく、非常に勉強になる。
文庫OFF
本書は、大学教員がいかに愚か者について書かれている。 森鴎外の「研究業績のないものに学問権を与えると、その大学は駄目になる」を引用している。 これに従うと、駄目ではない大学の方が少ない。実践系の大学教員がいる。かれらの研究業績って何?そもそも研究しているのか。教職大学院なんて学...
本書は、大学教員がいかに愚か者について書かれている。 森鴎外の「研究業績のないものに学問権を与えると、その大学は駄目になる」を引用している。 これに従うと、駄目ではない大学の方が少ない。実践系の大学教員がいる。かれらの研究業績って何?そもそも研究しているのか。教職大学院なんて学問をするためにつくられたわけではない。もう駄目なんていう話ではなく、大学が学校になっている。昔みたいに師範学校にすればいいのに。 1980年の文部省の調査によると、5年間論文を書かない(書けない)教員が全大学の25%もいるという。5年間で書けない者はほぼ永久に書けないだろう(p.17)という。 研究したくて大学の教員になったのに、書かないって変な話だと思うが、研究するのと、論文を書くのは別なのだろうか。 他にも、大学職員の犯した犯罪などが多々紹介されている。なんでもセクハラは教育学部が最も多いらしい。大学側は評判を落とさないように隠蔽しているそうだ。ニュースになるのはごく一部で、実際はもっと多いのだろう。 『大学を問う』、『大学教授になる方法』など読みたくなった。 (まっちー)
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10年以上前の本ではあるが、 現状とほとんど変わっていないのではないかと感じさせる一冊。 大学での「ハラスメント」や、ポスドク問題。 さまざまな問題の実態に興味があれば読んでみるといいかも。 ただし、あまり深い考察などはないので軽い読み物としてですが。
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