商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2000/09/14 |
JAN | 9784488152048 |
- 書籍
- 文庫
冷えきった週末
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冷えきった週末
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商品レビュー
2.7
4件のお客様レビュー
フェローズ署長シリー…
フェローズ署長シリーズ。警察小説というと敬遠する人もいるかと思いますが、本格ミステリ好きならば読まないと損をしますよ。
文庫OFF
当たり前だが、警察のリアルな捜査活動を知りたければ、ノンフィクションを読めばいい。ミステリに求めるのは本物らしさであって、物語としてのエンターテイメント性が失われたら元も子もない。警察小説の基礎を築いた重鎮としてウォーは再評価されているが、いささか正攻法にこだわるあまり、全体を通...
当たり前だが、警察のリアルな捜査活動を知りたければ、ノンフィクションを読めばいい。ミステリに求めるのは本物らしさであって、物語としてのエンターテイメント性が失われたら元も子もない。警察小説の基礎を築いた重鎮としてウォーは再評価されているが、いささか正攻法にこだわるあまり、全体を通して地味な印象しか残らない。代表作といわれる「失踪当時の服装は(1952年)」「事件当夜は雨(1961年)」を以前に読んでいるはずなのだが、さっぱり記憶に残っていないのは、実直な謎解きはともかくとして、物語自体に面白さを感じなかったためだろう。 1965年発表の本作は、フェローズ署長シリーズの一冊だが、やはり読後に何の感慨も無かった。まず、物語のボリュームに比べて登場人物が多すぎる。捜査の過程で、関係者の名をフルネームでズラリと書き連ねていくのだが、結局は本筋に関わりのない者が大半なのである。しかもメインで扱っていた人物らが繰り広げた愛憎のストーリーも、真犯人を突き止めたところで中途半端にぶち切っている。ガチガチの本格推理ファンなら満足するのかもしれないが、無機質な人物の配置を含め、枝葉のエピソードもありきたりでは、謎解きのフェアプレイをどうこういわれても、溜め息しか出ない。要は、小説として「浅い」のである。
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全く犯人が最後まで分からず。最後の最後で驚いた。最後まで、聞き込みばかりで、大した進展もないように思えたのに、だれさせなかったのもすごい。訳の分からないピースがバラバラと寄せられ、最後のワンピースで一気にひとつの画になった感じ。
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