ママでなくてよかったよ 小児ガンで逝った八歳 498日間の闘い

森下純子(著者)

• 販売会社／発売会社: 比良出版/
• 発売年月日: 2000/09/01
• JAN: 9784939112058

商品レビュー

2020/11/17

うちの娘と同じくらいの子供の闘病日記をお母さんの目線から語った一冊。

２年のガンとの闘病生活を、綴ったものでした。

時代が違うのもあるかもしれないけども、一年生で一人で入院したり、ホントえらい！と思ってしまった。

子供もえらいけども、、、お母さん、離れたくなかっただろうな、、とも。

できたら、朝から晩まで一緒にいたいよなぁ。と。

この間、三日入院したうちの娘も、看護師さんには1人でも大丈夫だよね？と言われていたけど、目はめちゃくちゃ不安です。って訴えてたし。

それが、痛みや辛さが伴うものなら尚更、、、、

でもいつまで続くかわからない闘病生活に、母子家庭で付き合うとしたら仕事はしないとならないよね。。。

なんとも、見ていて、頑張る親子だなぁ。とただただそう思いながら読み終えました。

2007/12/20

ドキュメント本でもう、絶対号泣ものだってわかってて読みました。号泣です。

６歳で癌になった少年。
彼の生い立ちも少し悲しい。
父親がいない中、母親と少年の２人の闘病生活。そして６歳の子に癌告知をしてしまう母親。

娘の年齢が近いので深く考えさせられる本でした。
告知については賛否両論で、６歳の子に・・と考えると
私ならしないだろうなと思いつつ。
っていうか、怖くてできないだろうと。

いい事ばかりじゃなく、お母さんがすごく正直に綴っていて母親になった事ない人なら「ひどい人だ！」って怒るかもしれない。
でも私もアトピーで苦しむ娘がいて、何日も夜も眠れず看病したり
してると自分の感情もコントロールできにくくなったり。
つらいのは娘だってわかってても優しくできなかったり。
なので、すごくわかると思いつつ涙・涙でした。
また、少年もそんな母の気持ちを理解して優しいんだよね。

すごく薄い本です。少年の長くつらい闘病生活を語るには薄い本で。すぐ読めちゃうけどもう、号泣、号泣の本です。

2005/02/28

小学校1年生の息子にガンであることを告げた。真正面から向き合って共に病と闘った母と息子。苦しいのがママでなくてよかったなんて、私にも言えるんでしょうか。