商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 2000/09/30 |
JAN | 9784048732482 |
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壺中の天国
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壺中の天国
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
地方都市で起こる連続殺人劇が、市内在住の主婦、被害者、犯人からの怪文書、謎人物の視点が入れ替わりながら進行するプロット。全体的に冗長で、読点の無い“怪文書”はとにかく読みにくい。誰が何のために?被害者の共通点は?というミッシングリンクがメインの謎。 本格ミステリ大賞受賞作という...
地方都市で起こる連続殺人劇が、市内在住の主婦、被害者、犯人からの怪文書、謎人物の視点が入れ替わりながら進行するプロット。全体的に冗長で、読点の無い“怪文書”はとにかく読みにくい。誰が何のために?被害者の共通点は?というミッシングリンクがメインの謎。 本格ミステリ大賞受賞作ということで期待して読んだが、犯人特定に至るロジックは確実性に欠ける点もあるし、意外性もなくカタルシスも得られない。 一方で、心理描写も含めた人物造詣が上手く、登場人物一覧表が無くても混乱する事なく読み進めた。サイコなテーマなんだけど、手に汗握る感が無いのは著者の特長か。 誰しも“壺中の天”はあるべきというのは同感。私にとっての“壺中の天”は何だろう?間違いなく、読書もその一つだ。 本格ミステリ・ベスト10 3位 本格ミステリ大賞受賞(2001年)
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ミステリーというか、ほのぼのとした家族の話というか… あっさりした話の割に、日常話の分量が多くて、なんの話を読んでるのかわからなくなりそうだった。まさに、ご近所でこういうことがあったんですって〜って聞いてる感じ。 あと淡々としてそうな正太郎の内面がああだと分かってなんとも言えない...
ミステリーというか、ほのぼのとした家族の話というか… あっさりした話の割に、日常話の分量が多くて、なんの話を読んでるのかわからなくなりそうだった。まさに、ご近所でこういうことがあったんですって〜って聞いてる感じ。 あと淡々としてそうな正太郎の内面がああだと分かってなんとも言えない気持ちになった。 共通点については完全にミスリードにひっかかった感じ。謎も何もないけど、被害者によって文体やルビの付け方、漢字のチョイスにこだわってたりするのは面白かったな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
地方の街で連続殺人が起こる そこに住む主婦の知子と娘の美歩と祖父の嘉臣 自分で犯人を探し当てるっていう話ではないけれど身近にいる人たちとゆるーい感じで犯人誰だろうって考えてるのがいい感じ 美歩のませたキャラとそれに手をやきながらもかわいがる知子のほんわか家族みたいな雰囲気がとってもいい
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