商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 草思社/ |
| 発売年月日 | 1998/12/08 |
| JAN | 9784794208569 |
- 書籍
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冬樹々のいのち
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冬樹々のいのち
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『冬樹々のいのち』 柳澤桂子 歌/ 赤勘兵衛 画 ひだまりトマトさんの本棚で知りまして、図書館よりお借りしました。 カバーの袖の文より、 ”著者は、三十年間、次第に進行してゆく手足の麻痺と闘い、死への恐怖からすべてを受け入れていくまでの揺れる思いを短歌に託してきた。” 生命科...
『冬樹々のいのち』 柳澤桂子 歌/ 赤勘兵衛 画 ひだまりトマトさんの本棚で知りまして、図書館よりお借りしました。 カバーの袖の文より、 ”著者は、三十年間、次第に進行してゆく手足の麻痺と闘い、死への恐怖からすべてを受け入れていくまでの揺れる思いを短歌に託してきた。” 生命科学の研究者であり、母であり、歌人でもあった著者の柳澤桂子さん。 こちらの歌画集は、順に「望み」、「迷い」、「苦しみ」、「安らぎ」、「生へ」と編纂されています。徐々に進行していく病への心の乱れから、ふたたび生きる喜びを得た著者の心の変化があり、「生へ」の【無限の炎】“生き抜かん強き思いはめらめらと宙に広がる無限の炎“と、力強く結ばれています。 また、見開きごとに赤勘兵衛さんの繊細な絵が添えられていて、視覚からも一冊を通して著者の心の推移を共感することができました。 他にも少しだけご紹介させてください。 「望み」【花】より、 “しろじろと池の面(も)に敷く花筏 風の寄すれば淡く色づく“ 【秋空高し】より、 “ドルフィンのごとくに進む車椅子 目を細める犬を過ぎたり“ ー車椅子を漕ぐ動き、目線と犬の目線ー 「迷い」【赤き月】より、 “樹の枝をくぐりて出づる赤き月 神はあまねく空に満ちたり“ 【神なき世に】より、 “黄昏が静かに星を産む刻に 深く祈りぬ神のなき世に“ 病で揺れ動く心情の中にも、彩りある自然を五感で感じられる、言葉の美しさに浸れる時間でした。 (ひだまりトマトさん、良い本と出会いをありがとうございました。(*´︶`*))
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柳澤桂子さんと画家の赤勘兵衛さんの歌画集ですね。 柳澤桂子さん(1938年、東京生まれ)生命科学者、サイエンスライター、ジャーナリスト、エッセイスト、歌人、お茶の水大学名誉博士。 赤勘兵衛(せき・かんべい)さん(1946年、東京生まれ)画家、イラストレーター。 数々の賞を受賞され...
柳澤桂子さんと画家の赤勘兵衛さんの歌画集ですね。 柳澤桂子さん(1938年、東京生まれ)生命科学者、サイエンスライター、ジャーナリスト、エッセイスト、歌人、お茶の水大学名誉博士。 赤勘兵衛(せき・かんべい)さん(1946年、東京生まれ)画家、イラストレーター。 数々の賞を受賞されています。 1969年に発病、中枢神経の代謝異常との事です。 「この歌集は、30年にわたる病の中での私の心の変化を追ったものである。」と、語られています。 白木蓮の深みより湧く白妙は 樹にあふれつつ空にしたたる 緑陰に陽の斑を浴びる病み永き 真白き腕に添う藍浴衣 夕立のあがるとみるやたちまちに 力をこめてつくつくは鳴く 糸とんぼ大地の香りかぐように 低く飛びゆく秋の日溜まり すぎ苔も暗き緑を低くして 地鳴りのごとく凍土に耐える 樹の息がわが息となりわが息を 樹が吸い込みて夜は更けゆく 庭石に貧しき羊歯の葉は震え 真白き冬の月は笑わず 薔薇の芽が伸びて心に棘を刺す 苦しみは苦い薔薇の汁なり 六月の雨の匂いを染み込ませ 老いたる猫は樹に身をこする 生きることに意味などいらぬ 無伴奏チェロ組曲の深き瞑想 苦しみに在り果てつもまた一瞬(ひととき)の 遊びならずや雪の音聴く ひそかにも青磁のかげり深まりて 花ほととぎす咲き盛るなり 生き抜かん強き思いはめらめらと 宙に広がる無限の炎 赤勘兵衛さんの日本画のような美しい精密画にも、心打たれます。 科学者の方の短歌は、無機質と思われ勝ちですが、今まで触れてきた短歌は、すべて詩情豊かで命の鼓動を力強く感じられます。 柳澤桂子さんの短歌も、自然を愛する気持ちと、病に負けずに生きようとする生命感を感じさせてくれます。読んでいて楽しくなりますね。 心に躍動を覚える歌画集でした。
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(2002.09.26読了)(2002.02.22購入) (「BOOK」データベースより)amazon 研究者としてこれからというときに襲ってきた病。著者は、三十年間、次第に進行してゆく手足の麻痺と闘い、死への恐怖からすべてを受け入れていくまでの揺れる思いを短歌に託してきた。時に...
(2002.09.26読了)(2002.02.22購入) (「BOOK」データベースより)amazon 研究者としてこれからというときに襲ってきた病。著者は、三十年間、次第に進行してゆく手足の麻痺と闘い、死への恐怖からすべてを受け入れていくまでの揺れる思いを短歌に託してきた。時には窓から見える草木に生命の輝きを見出し、時には心身の苦痛を正面から見つめた、透明感あふれる三十一文字に赤勘兵衛が繊細な絵を添えた、初めての歌画集。
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