商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1997/02/19 |
JAN | 9784003230237 |
- 書籍
- 文庫
アルハンブラ物語(下)
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アルハンブラ物語(下)
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商品レビュー
4.1
11件のお客様レビュー
アンダルシア旅行の読書として最高だった。 上巻は著者の旅行記的な要素が強かったが、下巻は彼がアルハンブラとグラナダの住人達から採録した当地伝来の物語/伝説集といった感じ。グラナダの住人たちにとっては父祖の代から語り伝えられてきた数々の伝説は、日本に例えると平家落ち武者伝説や、源義...
アンダルシア旅行の読書として最高だった。 上巻は著者の旅行記的な要素が強かったが、下巻は彼がアルハンブラとグラナダの住人達から採録した当地伝来の物語/伝説集といった感じ。グラナダの住人たちにとっては父祖の代から語り伝えられてきた数々の伝説は、日本に例えると平家落ち武者伝説や、源義経がモンゴルに渡った伝説のようなものか。ただ、アルハンブラというの城塞に積み重なる歴史の厚さを反映し、かつての為政者であるイスラム貴族モーロ人の財宝に関係する物語や、騎士の戦いや亡霊に関する物語が多かった。 倹約家/働き者のご主人と浪費家/見栄っ張りの女房、下衆な隣人、強欲な司祭、子どもを管理下に置きたがる王様、恋に恋する若者、というステレオタイプが多く登場するのも面白かった。
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2023/4読了 アルハンブラの伝説や物語も面白いが、作者を案内するアルハンブラ周辺の住人たちが実に魅力的。
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読み終わってしまった。が、これは何度でも楽しめる類の本。下巻はアルハンブラそのものより、現地で見聞きした伝説や噂なんかの小話が多い。 ああ、行ってみたい。 しかし3年も住んでたっていう当時の事情もすごいなあ。
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