ブックオフで購入する。再読です。著者は、有名な官庁エコノミストです。ただし、過去形です。豪速球の本です。第１に、バブル後の財政政策は不適切だったのか。不適切ではない。タイミングはずれていない。問題は、その程度です。過剰投資の反動に由来する不況は、財政政策ではカバーできないのです。この認識は正しいと思います。第２に、バブルの原因は何かという点です。金融政策に由来すると思われている。著者は、躁状態の企業経営者に求めています。この認識も正しいと思います。ただし、科学的には、どちらが正しいか証明はできないでしょう。それにしても、久しぶりに、キーボードで書く。手書きは疲れる。特に、電子ペンは疲れる。

Posted by ブクログ

2009/07/30

●未読 ◎「世界金融崩壊七つの罪」p.90でも紹介。【バブル成立に不可欠な原因の一つとして、「多幸症」（ユーフォリア）を挙げている。】

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