商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 毎日新聞社 |
発売年月日 | 1998/12/25 |
JAN | 9784620312750 |
- 書籍
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考える日々
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考える日々
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
人間はもっと大したものかと この章が特におもしろかった。 みんな、ニーチェやプラトンや聖書みたいに考えていると思っていたのに普通の人間はなんて大したことのないのだと幻滅したということ内容。 私もよく考える質だとは思っていたが周りの人はそうでもないんだと知って結構驚いた記憶があるの...
人間はもっと大したものかと この章が特におもしろかった。 みんな、ニーチェやプラトンや聖書みたいに考えていると思っていたのに普通の人間はなんて大したことのないのだと幻滅したということ内容。 私もよく考える質だとは思っていたが周りの人はそうでもないんだと知って結構驚いた記憶があるのでおもしろかった。 これを言うと「あなたってなんにも考えずのほほんと人生過ごしてらっしゃるのね」と捉えられるのではと恐れおののいて口にはできないので著者がバッサリ言い放つ様は己の矮小さを知らされるばかり。
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印象に残った文章は多いが、一つ二つ挙げるなら以下の文章。 1)現在を生きる 1.現在しか生きることができないと知ったなら、現在において為すべきことを為し、現在において愛するだけ愛する ↓ ・我々の「幸福」は、十分すぎるほど、ここにある 2.病気を...
印象に残った文章は多いが、一つ二つ挙げるなら以下の文章。 1)現在を生きる 1.現在しか生きることができないと知ったなら、現在において為すべきことを為し、現在において愛するだけ愛する ↓ ・我々の「幸福」は、十分すぎるほど、ここにある 2.病気を経験することによって、人間の心の「襞(ひだ)」が生じる。難しく言えば「想像力」だが、平たく言えば「人の気持ちのわかる人」になる。 3.人間の自然とは言うまでもなく、「生きて死ぬこと」である ・自分が生きて死ぬことにおいて、他人が生きて死ぬことに立ち会うことである ↓ このような自然な出来事(死)を、自然と思うことができず、不幸と思うところに、現代の不幸がある 3.私は非常に素朴な部分で、悲しみや苦しみこそが、人を鍛えるということを信じている 2)病にあって向き合えるもの 1.子供のうちから病気がちな人は、ごく早いうちに「自分の思うようにならないことがある」ということを知る 2.病人の特権は、世間を裏側から見る眼を獲得できるところ ・生きているうちに、死のことを感じたり、考えたりできるということは、「選ばれた者」の特権である
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面白い! という言葉で括りきれないほど 面白い! 「哲学」とい言葉を 「考える」という言葉にして 世の中に起きていることを 「考える」と ほうら こんなふうに見えてきますよ の、ひとつひとつが たまらなく面白い 「言葉の力」を 改めて感じさせてもらった
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