商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1998/06/10 |
JAN | 9784167536107 |
- 書籍
- 文庫
新・忠臣蔵(第八巻)
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新・忠臣蔵(第八巻)
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商品レビュー
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シリーズ最終巻。義士たちと遺された者たちのその後をたどり、綱吉の死と吉保の失脚までの経緯が語られ、締めくくりとなっています。 本巻では、吉良佐兵衛義周の墓がある法華寺を著者が訪れた際のエピソードや、物語の本筋から外れたところに位置づけられる妙海法尼にかんする考証など、著者の取材...
シリーズ最終巻。義士たちと遺された者たちのその後をたどり、綱吉の死と吉保の失脚までの経緯が語られ、締めくくりとなっています。 本巻では、吉良佐兵衛義周の墓がある法華寺を著者が訪れた際のエピソードや、物語の本筋から外れたところに位置づけられる妙海法尼にかんする考証など、著者の取材過程での出来事が適宜とりあげられていて、興味深く読みました。 もっとも、読みはじめたころだったら、この類のエピソードはうるさく感じてしまったかもしれないという気がしないでもありませんが、いまとなってはこうしたエピソードをもうすこし盛り込んでほしかったように思います。
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昨年夏頃からかけてやっとたどり着いた最終巻。 ドラマ等では数多くの美談が残されている忠臣蔵だが、この本はできる限り事実を取り入れようとしている。 途中途中で時代考証や異説への反駁が入る為ストーリーとしての流れは追いづらい面がある。 しかしながら元禄時代の金銀のやり取りやら文化やら...
昨年夏頃からかけてやっとたどり着いた最終巻。 ドラマ等では数多くの美談が残されている忠臣蔵だが、この本はできる限り事実を取り入れようとしている。 途中途中で時代考証や異説への反駁が入る為ストーリーとしての流れは追いづらい面がある。 しかしながら元禄時代の金銀のやり取りやら文化やら地名やらが詳細まで誤魔化されず記されており、読みごたえのある本でした。 確かに、注釈やあとがきで書かれていたら読まないだろうな。美辞麗句が並べ立てられている本よりもいいと思う。 さて、これで胸を張って浅野を名乗る事ができまする。
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