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妖精の出現 コティングリー妖精事件
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妖精の出現 コティングリー妖精事件

アーサー・コナン・ドイル(著者), 井村君江(訳者)

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妖精の出現 コティングリー妖精事件

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 あんず堂
発売年月日 1998/07/28
JAN 9784872823011

妖精の出現

¥3,080

商品レビュー

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2022/02/28

非シャーロキアンの自分だけど、Arthur Conan Doyleへの入口が『シャーロック・ホームズ』シリーズじゃなくて良いのか? そう自問自答していた時には既に本書が手元にあったわけだが…、前書きの解説が明解(明快?)だったおかげで結果的に問題なかった!笑 理路整然とした探偵...

非シャーロキアンの自分だけど、Arthur Conan Doyleへの入口が『シャーロック・ホームズ』シリーズじゃなくて良いのか? そう自問自答していた時には既に本書が手元にあったわけだが…、前書きの解説が明解(明快?)だったおかげで結果的に問題なかった!笑 理路整然とした探偵小説のイメージが強烈だから、心霊主義者だったとは思いもしなかった。(Wikiに明記してあったけど笑) だから本書の出来事も単純に事件の一つとして見ていたとばかり思っていた。 事件の発端となった「妖精写真」は明らかに小細工がかって見えるのに、それを心の底から信じ「理路整然と」肯定する様子を見たら、一応同一人物なんやと認めざるを得ない。(シャーロキアンの方々がこの一面に対してどんな反応を示されるのかも気になるところ…) 「この発見が達成されれば、(中略)世界に広まりつつある『スピリチュアル・メッセージ』を受け入れることも、そう難しいことでなくなることと思う」 妖精写真が撮られた年代はまだカメラ自体が珍しく、当時の人達は知恵を絞り検証にあたった。紹介されている書簡から、人々の必死な形相やお騒がせした少女達の困惑顔がありありと浮かんできた。(浮かんでくる「よう」ではなく、本当に浮かんできた) 個人的にナンセンスだと言わんばかりに全否定するEdwards少佐の証言とDoyle氏のワトソン役であるGardner氏の反論がツボった。 イギリス本国に限らずニュージーランドなど世界各地から妖精の目撃情報がDoyle氏の元に寄せられており、首を傾げつつも何故だかどれも作り話には思えなかった。まさか、もしかすると現代にも…と思ってしまう。まぁ自分の場合は遭遇率が高いとされる幼少期にすらお会いした記憶がないけど汗 自分みたいな人間がいくら胡散臭がっても、彼女達が見たと言っている/認識しているのなら妖精はそこにいるのだろう。名探偵の生みの親はそれが充分な証拠だと仰せである。

Posted by ブクログ

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