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危険社会 新しい近代への道 叢書・ウニベルシタス609
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危険社会 新しい近代への道 叢書・ウニベルシタス609

ウルリヒ・ベック(著者), 東廉(訳者), 伊藤美登里(訳者)

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危険社会 新しい近代への道 叢書・ウニベルシタス609

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 法政大学出版局
発売年月日 1998/10/10
JAN 9784588006098

危険社会

¥5,500

商品レビュー

3.8

9件のお客様レビュー

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2025/09/06

「「リスク社会」と再帰的近代化」 https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51873829.html

Posted by ブクログ

2014/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] チェルノブイリ原発事故、ダイオキシン…、致命的な環境破壊を増殖させる社会のメカニズムを分析。 エコロジー運動の展開にも多大に貢献した欧米でのベストセラー。 [ 目次 ] 第1部 文明という火山―危険社会の輪郭(富の分配と危険の分配の論理について;危険社会における政治的知識論) 第2部 社会的不平等の個人化―産業社会の生活形態の脱伝統化(階級と階層の彼方;わたしはわたし―家族の内と外における男女関係;生活情況と生き方のモデル―その個人化、制度化、標準化;職業労働の脱標準化―職業教育と仕事の未来) 第3部 自己内省的な近代化―科学と政治が普遍化している(科学は真理と啓蒙から遠く離れてしまったか―自己内省化そして科学技術発展への批判;政治の枠がとり払われる―危険社会において政治的コントロールと技術‐経済的変化とはいかなる関係に立つか) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

2014/06/05

超面白い。当時であれば各種公害問題やチェルノブイリ他原発事故をあてはめながら読んだのであろう。…が311以前では、主張内容についてglance可能な輪郭はぼんやりしていたはずだ。福島事故以降の日本は、このテキストに書かれている内容を忠実にトレースしているようである。 富の分配→危...

超面白い。当時であれば各種公害問題やチェルノブイリ他原発事故をあてはめながら読んだのであろう。…が311以前では、主張内容についてglance可能な輪郭はぼんやりしていたはずだ。福島事故以降の日本は、このテキストに書かれている内容を忠実にトレースしているようである。 富の分配→危険の分配、階級格差を越えどのように分配が行われるか、という点などなど読みどころ満載。 有害物質拡散、核拡散、を筆頭に危険と向き合うリスクマネジメント必須の21世紀において、外せない一冊。小学生ぐらいから噛み砕いた内容でいいから学び、科学や技術をあくまでツールとして扱い、信仰にしないクセをつけるべきだろう。ある日突然訪れる破滅を回避した「生きた」未来のために。

Posted by ブクログ