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緑色の濁ったお茶あるいは幸福の散歩道 河出文庫文芸コレクション
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緑色の濁ったお茶あるいは幸福の散歩道 河出文庫文芸コレクション

山本昌代(著者)

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緑色の濁ったお茶あるいは幸福の散歩道 河出文庫文芸コレクション

584

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社/
発売年月日 1997/01/08
JAN 9784309404929

緑色の濁ったお茶あるいは幸福の散歩道

¥584

商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

魚のような身体の鱈子…

魚のような身体の鱈子さんと、その家族たち。初期の山本さんの作品は、ヘビーな題材を淡々と書いているのが凄いです。

文庫OFF

2010/05/28

三島由紀夫賞受賞作。…

三島由紀夫賞受賞作。重度の障害を負う鱈子さんと彼女を巡る家族達の不可思議で静謐な物語です。毒を淡々と描く手法は山本昌代さんの力量が現れています。

文庫OFF

2017/05/27

初山本昌代さん。 定年を迎えた父と母、未婚の姉と肢体障害の妹が編み物をしたり囲碁をとったり会話したりするほのぼの話だと思ったけど、一見その通りなんだけど、これが全部崩壊してもおかしくないな、という薄氷を踏んでいる感じがする。 歩くこと、このモチーフがちょくちょく出てくる。 可李子...

初山本昌代さん。 定年を迎えた父と母、未婚の姉と肢体障害の妹が編み物をしたり囲碁をとったり会話したりするほのぼの話だと思ったけど、一見その通りなんだけど、これが全部崩壊してもおかしくないな、という薄氷を踏んでいる感じがする。 歩くこと、このモチーフがちょくちょく出てくる。 可李子のちょっぴりデリカシーがない感じ、それを思う鱈子の視点、不思議なストーリーで解釈が微妙な部分もある。三島由紀夫賞ってこういうものなのかな。

Posted by ブクログ

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