商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 童話屋/ |
発売年月日 | 1997/01/20 |
JAN | 9784924684911 |
- 書籍
- 文庫
空をかついで
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
崖という詩は、すごく…
崖という詩は、すごく考えさせられる詩だった。この人の詩は考えさせられることろがある。
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詩というのはこの短い言葉を読んで、どれだけ想像力を働かさせられることなんかな、と思ったりする。この短い言葉に込められた時間と意味を想像して、ページ数で原稿料を計算したら大変だよなぁ、とかなんとか。 まぁそんな世界を考えてもしょうがないんだろう、それでも「それを見るのは」ってやつは...
詩というのはこの短い言葉を読んで、どれだけ想像力を働かさせられることなんかな、と思ったりする。この短い言葉に込められた時間と意味を想像して、ページ数で原稿料を計算したら大変だよなぁ、とかなんとか。 まぁそんな世界を考えてもしょうがないんだろう、それでも「それを見るのは」ってやつはなかなか個人的にぐっときて、散る花こそ憐れなりというやつで、やはり日本人は花が散るというのには感動せずにはいられないやね。
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新聞の連載記事の中で、石垣りんさんのお墓が伊豆の子浦にあるという話を読んだ。 私の祖父母のお墓も子浦にあり、祖母の旧姓も石垣だったので興味を持ったので読んでみました。 詩集を読むのは十数年ぶり。 私の心を揺さぶったのは「原子童話」。それから「花」の詩の中の気配。似たような感覚があ...
新聞の連載記事の中で、石垣りんさんのお墓が伊豆の子浦にあるという話を読んだ。 私の祖父母のお墓も子浦にあり、祖母の旧姓も石垣だったので興味を持ったので読んでみました。 詩集を読むのは十数年ぶり。 私の心を揺さぶったのは「原子童話」。それから「花」の詩の中の気配。似たような感覚があり、共感しました。 「表札」「おやすみなさい」もやはりいい。 「朝のパン」や「シジミ」の少しシニカルだったりコミカルな感覚も古さは全く感じませんでした。 代表作と云われる「表札」から始まり、この一冊に「石垣りん」の世界が凝縮されていると思います。 ハードカバーですが、文庫本サイズで何処にでも携帯できるので、私のように初めて「石垣りん」を読む方に特にお薦めしたい一冊です。 因みに、子浦には石垣さんはいっぱいいるそうで、祖母は親戚でも何でもありませんでした。
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