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かもめホテルでまず一服 双葉文庫POCHE FUTABA
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かもめホテルでまず一服 双葉文庫POCHE FUTABA

関川夏央(著者)

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かもめホテルでまず一服 双葉文庫POCHE FUTABA

566

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 1997/01/30
JAN 9784575710953

かもめホテルでまず一服

¥566

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2025/09/30

『貧民夜想會』(1986)の改題文庫版。タイトルも装丁も明るくなった。 関川夏央、30代前半のエッセイ群。舞台のほとんどは、頻繁に訪れていた韓国を除いた海外。リスボン、メキシコシティ、バンコク、ローマ、台北、広州、マドリッド、新潟、ブエノスアイレス、サンパウロ、新宿、スラバヤ、カ...

『貧民夜想會』(1986)の改題文庫版。タイトルも装丁も明るくなった。 関川夏央、30代前半のエッセイ群。舞台のほとんどは、頻繁に訪れていた韓国を除いた海外。リスボン、メキシコシティ、バンコク、ローマ、台北、広州、マドリッド、新潟、ブエノスアイレス、サンパウロ、新宿、スラバヤ、カラカス。(新潟は母親の晩年のこと。これだけトーンが異なる。) 時代は80年代前半。海外なのに、いたるところに昭和を感じる。何度も登場するリスボンの街もなんだか日本みたいだ。書名の「かもめホテル(Hotel Gaivota)」はリスボンのホテル、この名称も昭和らしい。

Posted by ブクログ

2022/01/08

関川夏央は最も好きな作家の1人で、以前はよく読んでいた。最近はあまり読まなくなっていたのであるが、「人間晩年図巻」を読み、やはり関川夏央は面白いと思い、昔の本を読みなおすことにした。 本書のオリジナルは「貧民夜想會」といい、1986年の発行なので、もう35年も前のことだ。まだ作家...

関川夏央は最も好きな作家の1人で、以前はよく読んでいた。最近はあまり読まなくなっていたのであるが、「人間晩年図巻」を読み、やはり関川夏央は面白いと思い、昔の本を読みなおすことにした。 本書のオリジナルは「貧民夜想會」といい、1986年の発行なので、もう35年も前のことだ。まだ作家デビューしてから間がなく、関川夏央の初期の頃の作品である。初出が何かが本書には書かれていないが、本文中の記述で、いくつかは、やはり週刊漫画アクションに書かれたものだと分かる。 本書は旅行記だ。29歳まで外国に行ったことはおろか、飛行機に乗ったことすらなかった関川夏央が、非常にディープな旅を様々な場所でしている。メキシコ、タイ、マレーシア、イタリア、インドネシア、台湾、中国、ポルトガル、アルゼンチン、新宿、新潟、ベネズエラ、プエルトリコ等への旅が描かれている。 私自身、上記の中には行ったことのある場所もあり、そういった場所に対しては35年の歳月を感じる記述もある。中国やタイ等がそうである。しかり、それよりも、35年の間に日本自体の世界の中での位置づけ、あるいは、我々日本人の自国に対しての印象も大きく変わっているように思う。1986年といえば、バブルのピークの数年前である。当時を思い出すと、景気の良さを感じると同時に、日本の経済力、特に製造業をはじめとした産業・企業の力は世界のトップクラスにあると皆が思っていたように思う。同じような調子で日本を記述することは、現在では難しい。本書に書かれた、ポルトガルのように、かつては栄えたが今は表舞台から姿を消した国、という記述の方が、もしかしたら、ふさわしいかもしれない。

Posted by ブクログ

2008/07/01

旧名、「貧民夜想会」(こっちのタイトルの方が好きだった) バックパッカーではないのだけど、非常にバックパッカーな匂いのする海外旅行記。 哀愁と情けなさが同居する文章は何気に好き。

Posted by ブクログ

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