1,800円以上の注文で送料無料

自我と「力動的基盤」 人間発達のトランスパーソナル理論
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

自我と「力動的基盤」 人間発達のトランスパーソナル理論

マイケルウォシュバーン(著者), 安藤治(訳者), 是恒正達(訳者), 高橋豊(訳者)

追加する に追加する

自我と「力動的基盤」 人間発達のトランスパーソナル理論

3,740

獲得ポイント34P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 雲母書房
発売年月日 1997/10/10
JAN 9784876720521

自我と「力動的基盤」

¥3,740

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/08/31

この本でウォシュバーンは、人間の発達が、根源からの離反と根源へのより高次な回帰という螺旋状の道程に従うという見方(力動-弁証法的パラダイム)を提出する。根源からの離反の後に、根源を通してトランスパーソナルな統合の道へと折り返していくのが螺旋状の輪である。これに対してケン・ウィルバ...

この本でウォシュバーンは、人間の発達が、根源からの離反と根源へのより高次な回帰という螺旋状の道程に従うという見方(力動-弁証法的パラダイム)を提出する。根源からの離反の後に、根源を通してトランスパーソナルな統合の道へと折り返していくのが螺旋状の輪である。これに対してケン・ウィルバーは、まっすぐにより高次のレベルに上昇していく「構造-階層的パラダイム」という誤った見方をしているという。 彼によるウィルバーへの批判は参考になるが、一方でよく分からない部分もある。かんたんに言うと、無意識の全体を差すと思われる〈力動的基盤〉という概念がかなり曖昧なのだ。幼児期にそこから旅立つ〈力動的基盤〉と、超越においてそこに回帰する〈力動的基盤〉とが、まったく同じものとして扱われている。本当にそう言えるのかどうかは、前提とすべき問題ではなく、きちんと説明されなければならないと思が、ウォシュバーンはその説明をしていない。とすればこれこそ、ウィルバーに前-超の虚偽として批判されてしまうのではないか。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品