商品詳細
内容紹介 | 記憶を失った男が得たつかの間の小さな幸せ。自分の過去を知るため訪れた占いで御手洗と知り合い、友人になる。次第に浮び上る断片的な事実は、ある凄絶な犯罪を差し示す。幸せな生活にしのびよる緊張と恐怖が最高潮に達したとき、彼は自分と同じ顔の男に出会う。はたして過去を取り戻すことは幸福なのか悲劇なのか・・・?名探偵・御手洗潔最初の事件を描いた傑作ミステリー。シリーズ1作目「占星術殺人事件」、2作目「斜め屋敷の犯罪」の後に読むのがオススメ!【改訂完全版】 |
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販売会社/発売会社 | 原書房/ |
発売年月日 | 1997/10/16 |
JAN | 9784562029679 |
- 書籍
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異邦の騎士 改訂完全版
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異邦の騎士 改訂完全版
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商品レビュー
4.4
13件のお客様レビュー
読み始めは、いったい誰だこいつはと思いつつ、まさかあの人なのかという予感を秘めたまま、ようやく御手洗登場。 話自体は中盤に本当なのかどうかは置いておき、これでもかと憤るような内容になり、徐々にあれ?という様相に。 ようやく種明かしがされても、起きてしまった事件は取り戻せず、今一つ...
読み始めは、いったい誰だこいつはと思いつつ、まさかあの人なのかという予感を秘めたまま、ようやく御手洗登場。 話自体は中盤に本当なのかどうかは置いておき、これでもかと憤るような内容になり、徐々にあれ?という様相に。 ようやく種明かしがされても、起きてしまった事件は取り戻せず、今一つすっきりしないまま終了。 こんなふうに出会ったのかとは思うものの、自首も裁かれることも罪の意識もあまりないままだというのが、自分の中で消化しきれていないのかと思う。 鉄の馬に乗って颯爽と現れる御手洗は、やはりかっこよかった。
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面白かった。この作品は筆者島田荘司の24作目くらいに発表された作品らしいが、原稿を書いたのはまだ島田荘司がデビューする前であり、これが処女作。よって巨匠・島田荘司の作品としても意義のある異端作となっている。以下に詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu....
面白かった。この作品は筆者島田荘司の24作目くらいに発表された作品らしいが、原稿を書いたのはまだ島田荘司がデビューする前であり、これが処女作。よって巨匠・島田荘司の作品としても意義のある異端作となっている。以下に詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu.jp/file6/naiyou5105.html
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御手洗潔シリーズ。 記憶喪失となった男性からの視点で。途中、あまりにも痛々しくて読み進めるのがちょっと、、、と思いつつ、それでもページを捲らずにはいられない。終盤まで、今回はサスペンスもの?と思って読んでいたら、最後はやっぱり本格ミステリだった。ただ、真相を知って、すっかり騙さ...
御手洗潔シリーズ。 記憶喪失となった男性からの視点で。途中、あまりにも痛々しくて読み進めるのがちょっと、、、と思いつつ、それでもページを捲らずにはいられない。終盤まで、今回はサスペンスもの?と思って読んでいたら、最後はやっぱり本格ミステリだった。ただ、真相を知って、すっかり騙された感は得られたものの、同時にご都合的と思わないでもないカナ。いつ記憶を取り戻すか、なんて博打も同然だと思うんだけど、、、。 とは言いつつ、御手洗&石岡コンビにはなくてはならない事件だと思うので、シリーズ読者には必読な回ではありますね。
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