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小説 新巨大証券(上) 講談社文庫
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小説 新巨大証券(上) 講談社文庫

高杉良(著者)

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小説 新巨大証券(上) 講談社文庫

660

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1997/02/15
JAN 9784062634403

小説 新巨大証券(上)

¥660

商品レビュー

2.4

5件のお客様レビュー

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2015/06/28

今回は証券会社のMOF(大蔵省)担当の話が中心の構成。 MOF担になるまでの詳細な流れや人間関係、 そしてバブリーな時代のツケでもある「にぎり」や 「飛ばし」の処理に日々翻弄する社員の動きが 具に描写されている点はさすがの高杉作品だと 毎回痛感させられる。 ただし、今回はスト...

今回は証券会社のMOF(大蔵省)担当の話が中心の構成。 MOF担になるまでの詳細な流れや人間関係、 そしてバブリーな時代のツケでもある「にぎり」や 「飛ばし」の処理に日々翻弄する社員の動きが 具に描写されている点はさすがの高杉作品だと 毎回痛感させられる。 ただし、今回はストーリーの流れが終盤に向けて あまりにもリアルすぎ、小説としてはあまり 楽しめなかった部分があるので星3つです。

Posted by ブクログ

2007/04/01

”飛ばし”含み損をかかえた有価証券を一時的に他社に疎開させること。 ”にぎり”元本保証、利回り保証

Posted by ブクログ

2007/01/16

前作の「巨大証券」の続編、というか、主人公とかが同じで、話はまた別の問題が持ち上がっていくという内容。いろんなことが起こるんだが、何も覚えてない。この作家の作風なのだろうが、小説の中の起承転結というのは、まあ、ない。野村證券を丸野証券にしたり、実名を出さずに書けない事を書く、とい...

前作の「巨大証券」の続編、というか、主人公とかが同じで、話はまた別の問題が持ち上がっていくという内容。いろんなことが起こるんだが、何も覚えてない。この作家の作風なのだろうが、小説の中の起承転結というのは、まあ、ない。野村證券を丸野証券にしたり、実名を出さずに書けない事を書く、というのが目的だからだと思うが・・・話の中身は何もなく、せりふが多くて読みやすいのはいいが、しまいにはサラリーマンの処世術みたいな感じで、いろんな根回しとか、気配りみたいのが読んでいてうっとおしくなる。まあ、これがサラリーマンというか、現実なのだろう。傍から見るととんでもないことなんだろうが、こういう世界では当たり前のことなのだ。庶民の不満とは全くの別世界で、こういう本を庶民が読むことでえらくなった気分を味わえるというか、知らない世界を垣間見られる、ということでちゃんと読者と著者との需要と供給が成り立っているのだろう。

Posted by ブクログ

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