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開国経験の思想史 兆民と時代精神
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京大学出版会/ |
発売年月日 | 1996/05/07 |
JAN | 9784130301039 |
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開国経験の思想史
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開国経験の思想史
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中江兆民をはじめとする明治時代の思想家たちが、西洋の文明や思想をどのように受け止めたのかというテーマをめぐる著者の論考や書評など10編を収録しています。 とりあげられている思想家には、中江兆民、福沢諭吉、陸羯南などですが、中国の梁啓超の開化思想にかんする論文も含まれており、アレ...
中江兆民をはじめとする明治時代の思想家たちが、西洋の文明や思想をどのように受け止めたのかというテーマをめぐる著者の論考や書評など10編を収録しています。 とりあげられている思想家には、中江兆民、福沢諭吉、陸羯南などですが、中国の梁啓超の開化思想にかんする論文も含まれており、アレフレッド・フリエの著作を兆民が翻訳した『理学沿革史』がどのように受容され変容されていたのかということが論じられています。 近代日本の思想家や政治家たちがフランス革命をどのように見ていたのかということを論じた「「開化」と「革命」―日本におけるフランス革命」では、個人的には井上毅にかんする議論が興味深く感じられました。井上毅は、明治政府の立憲政体のモデルとして、英米型を排除しプロシア型を導入した人物として知られていますが、著者は井上のフランス革命観を手がかりに、彼が近代法理解の深さを指摘しています。
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