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一人の男が飛行機から飛び降りる
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一人の男が飛行機から飛び降りる

バリー・ユアグロー(著者), 柴田元幸(訳者)

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一人の男が飛行機から飛び降りる

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1996/07/30
JAN 9784105334017

一人の男が飛行機から飛び降りる

¥2,349

商品レビュー

4.4

6件のお客様レビュー

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2016/06/07

微妙に辻褄が合わない感じとか、明らかにおかしい前提を平然と受け入れて行動してしまう感じとか、絶妙に夢らしい話が多い。 最近自分では滅多に夢を見なくなってしまっていて懐かしさすら感じる。 飛び降りる話は漱石の夢十夜の第七夜を思い出した、落下する夢には何か共通する背景があるのだろう...

微妙に辻褄が合わない感じとか、明らかにおかしい前提を平然と受け入れて行動してしまう感じとか、絶妙に夢らしい話が多い。 最近自分では滅多に夢を見なくなってしまっていて懐かしさすら感じる。 飛び降りる話は漱石の夢十夜の第七夜を思い出した、落下する夢には何か共通する背景があるのだろうか。

Posted by ブクログ

2011/07/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

つじつまを考えて読んではいけない。 シュールで不条理なショートストーリー。 まさに、『たのしい悪夢』である。 細かい描写なのでイメージしやすいとは思う。 ただ毎日少しずつ読むのはいいけど、連続して読むと疲れる…ww

Posted by ブクログ

2011/03/15

柴田元幸さんのあとがきより。 ~引用~ トーキング・ヘッズのデイヴィッド・バーンは、ユアグローの小説について、「デューク・エリントンの曲のなかでも僕がとりわけ気に入っている一連の歌のように、そこでは崇高と滑稽が合体している」「自分の夢をどうしても覚えていられない僕にとって、ユア...

柴田元幸さんのあとがきより。 ~引用~ トーキング・ヘッズのデイヴィッド・バーンは、ユアグローの小説について、「デューク・エリントンの曲のなかでも僕がとりわけ気に入っている一連の歌のように、そこでは崇高と滑稽が合体している」「自分の夢をどうしても覚えていられない僕にとって、ユアグロー氏の小説は格好の代用品である」といったコメントを寄せている。あるいは、「フランツ・カフカとモーリス・センダックとモンティ・パイソンが一緒になって夢を見ているような」という出版社の宣伝文句にしても、売り込み側のホラとしては、結構説得力のある部類に属すと思う。(p.313)

Posted by ブクログ