商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 晶文社/ |
発売年月日 | 1996/08/01 |
JAN | 9784794962713 |
- 書籍
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運河で旅するヨーロッパ
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運河で旅するヨーロッパ
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運河を使って旅する。冒険旅行の類ともとらえられかねないタイトルだが、その意味を知ると旅心を大きくくすぐられる人も多いはずだ。ヨーロッパ大陸、そしてイギリスでは鉄道や道路が整備される前、運河が主要な輸送網だった。全土に網の目のように張り巡らされ、水路を通って行けないところはないと...
運河を使って旅する。冒険旅行の類ともとらえられかねないタイトルだが、その意味を知ると旅心を大きくくすぐられる人も多いはずだ。ヨーロッパ大陸、そしてイギリスでは鉄道や道路が整備される前、運河が主要な輸送網だった。全土に網の目のように張り巡らされ、水路を通って行けないところはないといってもいい。そしてその運河は私達のイメージとはまったく違う。幅わずか4~5m。運河を渡る船の全幅が2mちょっと。運河船がしばしば「ナローボート」と呼ばれる理由はここにある。 この船は船舶免許がなくても操縦することができる。カナルボートクルーズを専門にあつかう会社も多く存在し、わずか30分ほどの講習で船を貸し出してくれる。だれでも、自分で船を操ってヨーロッパを旅することができるのだ。 もちろんある程度船を動かすだけの才覚と、最低限の言語理解と、1週間以上の滞在時間が必要なので、実際運河クルーズを体験した人は少ない。でも、その旅がどれだけ魅力的なものか。それは作者と家族の航海(航河?)の記録を見れば理解できる。 堀割りのような運河。そして自転車程度の速度で走るナローボート。航行中は絵を書いたり、楽器の演奏もできる。そして夜になると川岸に係留し、パブへ一杯飲みにいく旅。こんな楽しげな旅が、まだヨーロッパにあったなんて……。
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