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兵隊よもやま物語 用語で綴るイラスト・エッセイ 光人社NF文庫
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兵隊よもやま物語 用語で綴るイラスト・エッセイ 光人社NF文庫

富沢繁(著者)

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兵隊よもやま物語 用語で綴るイラスト・エッセイ 光人社NF文庫

832

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光人社/
発売年月日 1996/10/14
JAN 9784769821397

兵隊よもやま物語

¥832

商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

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2010/05/28

保守系出版社の発行物…

保守系出版社の発行物。それを認識したうえで読みましょう。

文庫OFF

2016/06/09

歩兵の手記かと思って買ってみて、しばらく積んどくしたのち読んだら、日本陸軍航空隊の整備員の手記だった。 よく「置かれた場所で頑張りなさい」なんて、特にこの時期によく聞く言葉だ。 それは、組織の人のきれいごとだと思わない向きもないが、この本の中で、この言葉が実体を伴う一瞬があった...

歩兵の手記かと思って買ってみて、しばらく積んどくしたのち読んだら、日本陸軍航空隊の整備員の手記だった。 よく「置かれた場所で頑張りなさい」なんて、特にこの時期によく聞く言葉だ。 それは、組織の人のきれいごとだと思わない向きもないが、この本の中で、この言葉が実体を伴う一瞬があった。 同じ軍隊にいて、著者ととある仲間の描写。 著者は貴重な青春を軍に浪費されたと考えることがあるという。軍隊への恨みもいだく。 しかし、仲間のほうは、当時も今も、その場で自分のやりたいことをぶつけてきたのだ。厳しい環境にあっても、自分を生かそうとする仲間に、無言の威圧を感じる著者…。 時間は戻らない。 結果は死ぬときに出るのだ…。 私は今、どうやって生きているんだろうと怖くなる。 戦記物は、創作の勉強のために買いあさってみたものの、読まずにずっと置きっぱなしだった。 だが、それでよかった。 若い頃に読んだら分からなかった、人生というものを、まぁ今も大した苦労はしていないものの、それでもちょっとは社会のしんどさは見てきているから、だからこそこの年齢で読んだ方がよかった。 若いころ、大人からいろいろ教訓を聞かされているのに、自分が年を取ってみないことには結局分からない。 そんなものだということを、こういう本で学んでいる。 軍隊だってなんだって、何にも変わらんのだ。

Posted by ブクログ

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