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日本の反省 「豊かさ」は終わったか PHP新書
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日本の反省 「豊かさ」は終わったか PHP新書

飯田経夫(著者)

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日本の反省 「豊かさ」は終わったか PHP新書

727

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所/
発売年月日 1996/12/05
JAN 9784569553719

日本の反省

¥727

商品レビュー

3.4

9件のお客様レビュー

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2016/11/18
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※このレビューにはネタバレを含みます

日本は、日本による頑張りによって 豊かにはなりました。 ですが… 何というかいろいろと考えさせられますね。 それと、危惧していた問題の何点かは すでにその牙をむき始めています。 なんというか、自分しか考えられない人 本当に多いよね。(某SNS) 少数派の著者ですら残念なことに 今の経済に対する 明確な答えを出すことができていません。 適宜適切な方法を取る、 しか方法はないのでしょうね。

Posted by ブクログ

2013/04/05

飯田経夫の発想は、おもしろい。 素直な話がよくできている。 1996年12月に出版された。 そのころの状態を明らかにすることができる。 しかし、経済学は、いまの状況を切り開くことができないでいる。 経済学者・エコノミストとしての反省 経済学がいかにわかりやすく説明できるかという...

飯田経夫の発想は、おもしろい。 素直な話がよくできている。 1996年12月に出版された。 そのころの状態を明らかにすることができる。 しかし、経済学は、いまの状況を切り開くことができないでいる。 経済学者・エコノミストとしての反省 経済学がいかにわかりやすく説明できるかということである。 経済学は、「社会哲学」でなければならない と信じている。 よき社会とは一体どういう社会なのかを考える学問のことである。 「足を知る」時代にふさわしい「経済学」を、 新たに構想する必要がある。 (1)なぜ、高学歴のエリートを、オウムに走らせたのか? 「科学の無力感」ー科学は、人間のこころを救えない。 「科学技術の成果に期待しない時代」がやってきている。 科学の成果が幸福につながらない時代 「私の経済学が、一人の若者に、 オウム真理教への入信を思いとどまらせることは、 できそうもない。」 (2)日本は、豊かではないのか? 豊かになり、人々は、不平不満を心おきなく言動に あらわすようになって規律は失われる。 腹一杯食べて、満腹しもう食べたくないと いっている人の口を力ずくでこじ開けて、 「もっと食え、もっと食え」と無理に食べ物を 押し込むようなものである。 買いたいものがなにもない。 インターネットは、「電子チラシ」にすぎない。 さまざまな商品も、「差別化」の極に達して、 本当に必要かどうかわからないような、 どうでもいい「新機能」をくっつけて値を上げ、 「過剰品質」を誇った。 時短は、意味があるのか? (3)空洞化について 国内生産をより付加価値の高いものに 特化させるとともに、新産業を育成する。 個性あふれ、独創性に満ちた「天才の待望論」 「日本とは人情も風俗も違い、 制度も習慣も違う外国で工場を設立し、 それを動かしてものをつくり、 その製品を売って利益を上げるということは 本当に大変である。 ものづくりを含む経済が、実は一つの文化だからである。」 (4)なぜ、バブルに踊ったのか? ハーヴェイ・ロードの前提 1、政策エリート自身が、判断ミスを犯す 2、判断が、正確であるが、政治的圧力によってねじ曲げられる。 バブルのおこった原因 金融の超緩慢状態が生じ、カネがダブついた。 1、ダブついたカネが、いったいどのように使われたのか 株と土地に投入された。 株価と地価の値上がりが、 永遠に続くに違いないという判断ミス・錯覚・集団的狂気 なにか途方もなくすばらしいことが おころうとしているかに、錯覚していた。 2、ダブついた理由はなぜか    バブル時期に警鐘を鳴らすことができなかったか。 日本経済の「失速」は、なぜおこっているのか 日本人は、反省ばかりしているのではないか アメリカの失敗の原因は、レーガノミクスにある。 アメリカは、本当に好調なのか? 製造業の「空洞化」が存在している。 今必要なのは、「規律」ディシプリンにある。      真の豊かさ 精神的満足の追求 「簡素な生活」 

Posted by ブクログ

2012/06/08

(1997.12.05読了)(1996.12.10購入) 「豊かさ」は終わったか (「BOOK」データベースより)amazon “もういいや”の言葉に象徴される無力感と相次ぐ金融不祥事に象徴される「規律」の喪失。物質的「豊かさ」を実現し、ほんとうに買いたいものがなくなったとき、私...

(1997.12.05読了)(1996.12.10購入) 「豊かさ」は終わったか (「BOOK」データベースより)amazon “もういいや”の言葉に象徴される無力感と相次ぐ金融不祥事に象徴される「規律」の喪失。物質的「豊かさ」を実現し、ほんとうに買いたいものがなくなったとき、私たち日本人は、これまでどおり「よき社会」を維持していくことができるのだろうか。日本的経営の再評価、悪しきアメリカニズムとの訣別を柱に、「飽食」の時代にふさわしい「足るを知る経済学」のあり方を問う。「経済学とは社会哲学である」を信条としてきた、飯田経済学の集大成。 ☆関連図書(既読) 「円高歓迎論」飯田経夫・水谷研治著、PHP研究所、1995.08.31 「アメリカの言いなりは、もうやめよ」飯田経夫著、講談社、1995.11.20

Posted by ブクログ

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