商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 1996/02/29 |
JAN | 9784087751963 |
- 書籍
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傭兵ピエール
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傭兵ピエール
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商品レビュー
4.4
14件のお客様レビュー
この作者の作品は、登場人物が生き生きしていて本当に読みやすい。 最初の方に出てきたヴィベッドが好きだったんですが、この登場人物を含め、なかなか幸せになれない人が多いなと思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私がティーンエージャーだった頃、ジャンヌ・ダルクにはとっても興味があって関連書籍を集中的に読んでいた時期がありました。 これも大昔に読んだのですがとにかく最高に面白かったです。 私はジャンヌ・ダルクに限らず西洋の歴史小説が好きなのですが、中でも断トツに面白かった。とにかく夢中になって一気読みした本です。 主人公は傭兵ピエール。 見た目はひょうひょうとしててお調子者といった印象。 でもやる時はやる、かっこいい男性です。 そんな彼がある時、ジャンヌ・ダルクという少女に出会い惹かれていきます。お互いに。 そしてジャンヌの守護者として戦うピエール。 もう、本当イケメンすぎる。 これが史実だったらな、と思います。 やはり読者としてはジャンヌは死んでしまうっていう事実を最初から知っているので、どのように物語を締めくくるのか楽しみでした。それが最後は、ちゃんと読者が満足するようなハッピーエンドに収まるので、物語の展開についてとにかく見事としか言いようがないです。 ヒーローものが好きな方、歴史小説が好きな方、おすすめです。 そりゃ作り話ですが、史実では火炙りにされてしまう悲劇の少女です。こんな幸せなハッピーエンドがあってもいいんじゃないでしょうか。 それでも敵方に捕まってしまうジャンヌの描写は痛ましくて、すごく読んでて悲しくなりました。そして内心では「ピエール!早く助けてあげて!」って思っちゃうんですよね。 壮大な物語にとにかく没入しました。 こういう読み応えのある物語を久しぶりに読みたいのですが、最近、最高の本との出会いに恵まれてない。
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救世主ジャンヌ・ダルクはフランス軍を勝利に導いたが、敵国に捕らえられ魔女裁判で火刑の判決が出た。傭兵ピエールが彼女を救う。 ジャンヌ・ダルクの名前は知っていたが、何をした人までは知らなかった。本作は題名の通りピエールが主人公であるから、ジャンヌ・ダルクについてはあまり語られ...
救世主ジャンヌ・ダルクはフランス軍を勝利に導いたが、敵国に捕らえられ魔女裁判で火刑の判決が出た。傭兵ピエールが彼女を救う。 ジャンヌ・ダルクの名前は知っていたが、何をした人までは知らなかった。本作は題名の通りピエールが主人公であるから、ジャンヌ・ダルクについてはあまり語られていない。例えば、どういう経緯で敵国に捕まったか?など。でも、フランスの歴史に少し詳しくなった気がする。 数々の悪行を働いてきたピエール。それがある街の守備隊長になり、ジャンヌ・ダルクを救出したりしていく過程で己の過去を省みて、後悔に沈んでいく。終いには、廃人寸前になるが、ジャンヌ・ダルクへの恋愛パワーで立ち直る。愛って素晴らしい。 後半は大団円に向けてキャスト総出演という感じでやり過ぎ感があったが、結婚して子供作ってハッピーエンドだったから許す。
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