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バタイユ入門 ちくま新書
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バタイユ入門 ちくま新書

酒井健(著者)

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バタイユ入門 ちくま新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1996/09/21
JAN 9784480056818

バタイユ入門

¥1,012

商品レビュー

3.5

19件のお客様レビュー

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2010/05/28

難解なバタイユの理論…

難解なバタイユの理論。バタイユの著作の傍らにおいておくと便利です。バタイユのプロフィールもわかります。

文庫OFF

2010/05/28

澁澤龍彦などの文学者…

澁澤龍彦などの文学者に愛された思想家・バタイユ。いきなり著作に入るよりも、この本で予め勉強しておいた方が、いくらか苦労しなくてすむと思います。

文庫OFF

2025/12/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

皆さん、推し作家は居ますか? では、推し翻訳者は? 私は酒井さんのバタイユ翻訳本がなにかと好きです。 なので訳者あとがきも毎回楽しみにしています。 本作はその推しが書いてくれたバタイユ入門! 酒井さんとバタイユ哲学のドラマチックな出会いから始まり、サクッとバタイユの過去経歴・そこから考えられる思想・そして人生の流れと共に変遷していく表現とその作品たち……と順に説明してもらえます。 とても良かった。 とても嬉しい。 本人の著作じゃわからない部分(バタイユと父親の関係とか)がわかるのとても助かる。 哲学者ってどういう生活してどんな活動してるのか、いまいち本読んでるだけだとわかってなかったんですよね。 バタイユさん、私の想定の10倍は活動的で、色んな組織を作って潰れて作って潰れてしている人だということが知れて良かったです。 というかお兄さん居たんだ、ジョルジュ・バタイユ。知らなかった。 自分で作った組織内儀式として人身御供を計画し、自分が生贄に立候補したけど誰も執行しなかったんだ、ジョルジュ・バタイユ……。 面白い男だ……。 第二次世界大戦周りのヨーロッパ情勢の知識が多少必要だなぁと感じましたが、丁寧に説明はされているのでざっくり理解するのには問題ないと思います。 本作のあとがきが酒井さんによる「おすすめのバタイユ翻訳本!」なの、自分の推しを布教するオタク仕草に見えたんですが入門書の慣例としてそういうのがあるんだろうか。 ……(手元の本を確認) 特に慣例ではなさそうだな。 ■最後に 「著者」と「訳者」って違うので、本の内容がものすごく好きでも訳者と解釈違いしていて驚愕、みたいなことが起こりうる。 貴方はどうしてこの解釈でこの訳文になったんだ。 そんな風に思いを馳せるのも海外の作品を読む楽しみです。

Posted by ブクログ