商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 評論社 |
発売年月日 | 1996/08/30 |
JAN | 9784566020658 |
- 書籍
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シルマリルの物語(上)
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シルマリルの物語(上)
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4.3
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J.R.R.トールキンの『シルマリルの物語』は、『指輪物語』や『ホビットの冒険』の世界観の基盤となる壮大な神話体系を描いた作品です。 本書は、トールキンが生涯をかけて創造した中つ国の創世神話から始まり、第一紀の歴史を詳細に綴っています。エルフたちの栄光と没落、人間との出会い、そ...
J.R.R.トールキンの『シルマリルの物語』は、『指輪物語』や『ホビットの冒険』の世界観の基盤となる壮大な神話体系を描いた作品です。 本書は、トールキンが生涯をかけて創造した中つ国の創世神話から始まり、第一紀の歴史を詳細に綴っています。エルフたちの栄光と没落、人間との出会い、そして邪悪な力との壮絶な戦いが描かれ、後の作品に登場する英雄や神々の起源が明かされます。 トールキンの緻密な世界構築と豊かな想像力が遺憾なく発揮された本作は、単なるファンタジー小説を超えた神話的な深みを持っています。言語学者でもあった著者の造語の才能も随所に見られ、独自の言語体系を持つ世界の奥深さを感じさせます。 本書は、トールキンの死後に息子クリストファーによって編集・出版されたため、やや断片的な印象を与える部分もあります。しかし、それゆえに読者の想像力を刺激し、中つ国の世界にさらに引き込まれる効果もあります。 『シルマリルの物語』は、トールキン作品のファンはもちろん、神話や壮大なファンタジーを愛する読者にとって、必読の一冊といえるでしょう。 ※以上は私とAI(Perplexity)の共同による書評です。
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トールキンの作品が初めての方には、この本は読むのが辛いと思います(地名、人名にカタカナ固有名詞が多いので)。他の方も書かれていたように、『ホビット』『指輪物語』の後に読む方が面白さが倍増するでしょう。私のお薦めは別売りの『中つ国歴史地図』(評論社)を片手に読むことです。様々な登場...
トールキンの作品が初めての方には、この本は読むのが辛いと思います(地名、人名にカタカナ固有名詞が多いので)。他の方も書かれていたように、『ホビット』『指輪物語』の後に読む方が面白さが倍増するでしょう。私のお薦めは別売りの『中つ国歴史地図』(評論社)を片手に読むことです。様々な登場人物がどのような活動をしていたか、まるでリアルな歴史をたどっているかのような錯覚に陥ります。『シルマリルの物語』を読まずして指輪物語を堪能したと思うなかれ。指輪物語への伏線もたくさんありますよ。
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現在読書中。 神話は悲劇、おとぎ話は「そのあとずっと幸せに暮らしました」で終わるという。 指輪物語が後者なら、シルマリルは前者。 トールキンという個人か作り出した神話にただただ脱帽。 2006-05-04
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