商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 2003/04/04 |
JAN | 9784004303886 |
- 書籍
- 新書
韓国併合
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韓国併合
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4.4
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岩波新書 海野福寿 韓国併合 利益線(日本が利益を受けるライン)と国境線の概念を用いて、韓国併合までの経緯を解説した本。「韓国併合は 当時の国際法上、合法であるが、植民地支配そのものは 道義上、不当」というのが著者の見解。 江華島事件による開国強要、朝鮮抜きで 朝鮮の...
岩波新書 海野福寿 韓国併合 利益線(日本が利益を受けるライン)と国境線の概念を用いて、韓国併合までの経緯を解説した本。「韓国併合は 当時の国際法上、合法であるが、植民地支配そのものは 道義上、不当」というのが著者の見解。 江華島事件による開国強要、朝鮮抜きで 朝鮮の支配権を決めた日清日露戦争、保護国化と韓国併合の不平等条約を 合法不当と言っているのだと思う 感想 *三度の日韓協約により日本の利益線が確定し、征韓論は完結しているので、韓国併合により 国境線まで変える必要はなかったと思う *伊藤博文の保護国統治が、韓国併合に至る最終段階なのか、朝鮮の独立富強のための試金石だったのか、検証した本があったら読んでみたい 著者は前者の立場。ただ 後者ならば 韓国併合を避ける機会があったことになる
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近代日朝関係史の専門家による、韓国併合にいたるまでの歴史を事実にそくしてわかりやすく説明している本です。 「あとがき」には、「韓国併合は形式的適法性を有していた、つまり国際法上合法であり、日本の朝鮮支配は国際的に承認された植民地である」という著者の見解が示されています。そのうえ...
近代日朝関係史の専門家による、韓国併合にいたるまでの歴史を事実にそくしてわかりやすく説明している本です。 「あとがき」には、「韓国併合は形式的適法性を有していた、つまり国際法上合法であり、日本の朝鮮支配は国際的に承認された植民地である」という著者の見解が示されています。そのうえで、「合法であることは、日本の韓国併合や植民地支配が正当であることをいささかも意味しない」という意見が付け加えられます。 おおむね冷静なスタンスで、韓国併合にいたるまでの経緯を追いかけているのですが、こうした帰結へと行きつくことになった日本と朝鮮双方の国内事情にかんする説明が欠けているのはすこし不満を感じるところです。
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韓国・朝鮮の植民地化経緯については、『韓国から願い出たから保護してやった』的なネトウヨ理論か、『違法なやり方で暴虐の限りを尽くした』と言う"進歩的"な面々の両極端の言説しか聞かれない。ファクトはどうなのかを知るために本書を手にとってみた。 日本政府は明治初期...
韓国・朝鮮の植民地化経緯については、『韓国から願い出たから保護してやった』的なネトウヨ理論か、『違法なやり方で暴虐の限りを尽くした』と言う"進歩的"な面々の両極端の言説しか聞かれない。ファクトはどうなのかを知るために本書を手にとってみた。 日本政府は明治初期から韓半島での利権獲得に向けて一貫した政策を採っており、それを実現するための手法も国際法を逸脱しないよう周到に練られてはいるものの、おおよそ騙しと脅しによるものであることを知った。 とは言え、現代の常識や倫理観で当時のやり方を批判するのは卑怯な態度だ。当時大国と言われる国々はもっとあからさまなやり方で他国の主権を侵害していたのだ。だから韓国人が今頃謝罪を要求するのも少し違うと思う。過去自分達の国力や統治能力が世界平均から著しく劣後しており、そういう国は強国に力で蹂躙されるのが当たり前の世界だったのだから。 このような歴史は日本の学校では絶対に教えてくれないが、近現代のアジア史を独立させて高校の必須科目にした方が良いと思う。50年近く生きてきて、初めて知る事実ばかりだ。
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