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ふたりの老女
1,760円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 草思社/ |
| 発売年月日 | 1995/02/18 |
| JAN | 9784794205933 |
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ふたりの老女
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ふたりの老女
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商品レビュー
4.1
9件のお客様レビュー
今こそ読みたい児童文学100に掲載されていて、紹介が面白そうだったので読んでみた。 読んでよかった。 自分もこれから老いていくうえで、なにかにしがみついて頼り切って生きていくのか、自分で生きる力を身につけていくのか…。 生きる力を身につけるのは相当しんどいけれど、 誰かに自分...
今こそ読みたい児童文学100に掲載されていて、紹介が面白そうだったので読んでみた。 読んでよかった。 自分もこれから老いていくうえで、なにかにしがみついて頼り切って生きていくのか、自分で生きる力を身につけていくのか…。 生きる力を身につけるのは相当しんどいけれど、 誰かに自分の運命を左右されずにすむ。 自立って大事だ…とおもった本。
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アラスカの遊動民たちの実際にあった話。寒さの厳しい年の冬。飢えに苦しんだ人々は普段から集団のお荷物になっていたふたりの老女を捨てて旅立つことに。”どうせ死ぬならとことん闘って死んでやろう”と残されたふたりは生きるために知恵を振り絞ります。極寒の地で闘う老女の姿はたくましく、あきら...
アラスカの遊動民たちの実際にあった話。寒さの厳しい年の冬。飢えに苦しんだ人々は普段から集団のお荷物になっていたふたりの老女を捨てて旅立つことに。”どうせ死ぬならとことん闘って死んでやろう”と残されたふたりは生きるために知恵を振り絞ります。極寒の地で闘う老女の姿はたくましく、あきらめないことの大切さを教えてくれます。
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赤木かん子さんの『今こそ読みたい児童文学100』の中で紹介されていて、気になったので読んでみました。 「ねえ本当に読んでほしいと思っている?草思社さん。」と赤木さんに言われてしまう、実に地味なタイトルですが、内容はとっても素敵です。北極圏に程近いアラスカに暮らすアラスカ・インデ...
赤木かん子さんの『今こそ読みたい児童文学100』の中で紹介されていて、気になったので読んでみました。 「ねえ本当に読んでほしいと思っている?草思社さん。」と赤木さんに言われてしまう、実に地味なタイトルですが、内容はとっても素敵です。北極圏に程近いアラスカに暮らすアラスカ・インディアンの女性によって書かれた、集団内で語り継がれてきた実話だそうです。 獲物を追って移動しながら狩猟生活をしているグウィッチン族のある集団では、その年は例年になく寒さが厳しくて十分に獲物がとれず、集団生活を維持することが困難になっていました。そこで、リーダーはある決断をします。それは、集団内の二人の老女を置き去りにすること。集団の負担を少しでも軽くするため、普段他の者の世話になっている老人を切り捨てることにしたのです。 残されることになったのは、80歳の老女チディギヤークと75歳のサ。チディギヤークの娘と孫息子は、内心では反対したかったのですが、集団の決定に逆らうことは出来ず、娘はヘラジカの革の束を、孫息子は狩猟人にとって愛する人より大事とされる武器の斧を残して、老女たちと別れます。 チディギヤークとサは、悲しみと怒りで胸が一杯になり、絶望して、すぐ傍にある死を受け入れそうになりますが、生きるために精一杯抗うこと、死ぬにしてもとことん闘ってからにしようと決意します。 「みんなはあたしらのことを老いぼれの役立たずだと思ったんだ。あたしらだって生きるに値するだけのことをしてきたってことを、みんなは忘れてる!だから、いいかい、どうせ死ぬなら、とことん闘って死んでやろうじゃないか、ただ座って死ぬのを待っているんじゃなくて」 とはいえ、老体には何をするのも大変で、苦痛をともないます。しかし、生きるために、過去の経験をたよりに、さまざまなことを試みます。より良い場所への移動、罠を作っての狩など。 そして、二人は今までの自分たちのあり方を省みます。 「ばあさんがふたり。不平ばっかり並べたてて、満足ってことをまったく知らないんだからねえ。やれ、食べるものがないの、やれ、あたしらの若いころはもっとよかったのとね。ほんとは、いまとくらべてよかったことなんて一度もなかったんだよ。とにかく、あたしらは、自分たちのことをとんでもない年寄りだと思っている。あたしらがあんまり長いこと、自分たちはもう無力だ、なんて若い者に思わせるようなことをしてきたから、若い者のほうも、あのふたりはもうこの世の役には立たない、と思い込んでしまったんだよ」 厳しい冬を乗り切り、巡る季節を生き抜く二人の活躍、そして迎える爽快な結末、是非本書を紐解いてお読みいただきたいです。 “わたしはこの物語によって、人間がこの世で果たすべきことをする能力には限界などないこと―――年をとったからもうなにもできない、などということはないことを、教えられた。この大きくて複雑な世界に生きるひとりひとりの人間のなかには、驚くべき可能性が息づいている。にもかかわらず、運命のチャンスにめぐりあわないかぎり、隠されたその可能性は、ほとんど生かされないままに終ってしまう。” 挿絵も入って児童書風ですが、むしろ、老いと向き合わねばならない大人の方がグッとくる内容です。一切子供受けしそうにない地味なタイトル(原作どおりとのこと)は、それ故なのかも。
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