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そういうふうにできている

さくらももこ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1995/09/15
JAN 9784104073016

そういうふうにできている

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商品レビュー

3.9

66件のお客様レビュー

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2026/02/21

らももこさんの本。 今回も面白い。特にさくらももこさんの妊娠から出産にまつわるエピソードが中心。 この本の中にあった、さくらももこさんの”創作に関する考え方”に興味を惹かれた。 > 思えば漫画家になる前は、そのようにただ純粋に物を作ったり絵を描いたりするのが大好きであ...

らももこさんの本。 今回も面白い。特にさくらももこさんの妊娠から出産にまつわるエピソードが中心。 この本の中にあった、さくらももこさんの”創作に関する考え方”に興味を惹かれた。 > 思えば漫画家になる前は、そのようにただ純粋に物を作ったり絵を描いたりするのが大好きであった。 漫画家になってからというもの、描くことは全て”仕事”になってしまい、描きたくてただ描くという喜びを忘れかけていた。「ただ描きたい、創りたい」というわくわくする気持ちは、誠に清らかなものであり、創作が“仕事”となってしまった今の自分は少し不幸なのかもしれない。 とはいえ、創作以外の仕事をする事は私にとっては最も苦痛な事なので、創作が仕事である事は幸せだという事もわかっている。それよりも"描きたくてただ描く”という幸せの方を求めるなら、今の仕事をやめるしかない。 私は、もしも仕事に復帰できなくなったら、それはそれでもいいと思った。仕事で創作する時は、たくさんの人に見てもらい楽しんでもらえる作品にしようという向上心から生じる力がプラスされ、それが素晴らしい効果を発揮してくれる。 多くの人に見てもらうという緊張感が創作に独特の力を与えるのである。その独特な力が出る時がうれしくて、私はこの仕事をやっている。誰に見せるあてもなく独りでただ創っているだけではこの力には出会えない。だから、緊張感がもたらすその独特な力に出会える喜びも、仕事抜きで自由に創る純粋な喜びも、どちらもかけがえのないものなのだ。そしてそれらが共存し得ないものならば私はどちらでも良いと思ったのだ。仕事に復帰できればめでたいし、復帰できなければ自由な創作のできる生活がやってくる。どちらに転んでも悔いはない。(p90) > 好きだったものを仕事にした結果、純粋にそれを楽しむということを忘れていた、という話。ここまでは色々なところで見聞きするが、この後の言葉がさくらさんらしさを感じる。 「とはいえ創作以外の仕事は考えられないし、それはそれで良いこともあるから、どっちに転んでもいいや」と言う。 こう言っている人は聞いたことがない。偉人伝なんかでこんな話が出たら、それでも好きなものは諦められない!と言って邁進する感じになりそうだ。しかしさくらさんはフラットに「どっちでも楽しむ」という姿勢を感じる。緩さにも思えるけど、肝が据わっているとも言える。こんな風に岐路に立たされたときに身構えず、どちらでも大丈夫と言い切れることは凄い。 とはいえさくらさんもこう開き直れるまでに、様々な逡巡があってのことだと、この本の中に書かれている。結局、考えに考えて生きてきた、色々な経験を経た上での境地なのだと思う。 また、子どもに対する考え方も面白い。 > 子供は私のお腹の中にいた。そして私のお腹から出てきた。我が子である事は間違いない。だが、”私のもの”ではない。この子は私ではなく、私とは別の一個体なのだ。これから先、この子は私とは全く別の自分の人生を歩んでゆく。私のお腹は、地球に肉体を持って生まれてくるための通路にすぎない。お腹が切られた時、この子が地上に降り立つための扉が開いただけだ。彼は私の分身ではなく、彼以外の何者でもない。(p133) > 「こどもと親は別の一個体」と言う。親になった瞬間に、「この子をちゃんと育てなければ」と息巻いて、つい偉そうに接してしまうことがある。一人の親として、このさくらさんの文を読んだときに、少し反省した。こどもも一人の人間であって、ともに暮らす愛すべき家族であり仲間ではあるが、違う個体。面倒を見ることはあっても、人生を決めていくのは子ども自身なのだ。親は、その可能性を狭めずに、好きにさせられるように努めることだ。この本を読んで改めてそう思う。とはいえ子育てというのは困難なことも多い。思い通りにいかないことの方が普通だ。それに悩み苦しむことは、真面目に子どもに接している証拠とも言える。しかし、あまり悩んでも、子どもは子どもで違う人間。やはり思い通りにいかないのが当たり前と思えたら、少し気が楽になると思ったりもする。 タイトル通り、「そういうふうにできている」と思えれば、何かと楽になる。

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2026/01/28

さくらももこさんの妊娠から出産にかけての、エッセイ。面白いのがわかっているので再読。 内診とか便秘の話とか(そうだよね~)と、共感の嵐。胎動は、もう一度味わいたい!!

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2026/01/18

さくらももこの妊娠〜出産体験記。 ホルモンってすごいし、人間の身体ってすごいよな、 と思わされる。 赤ちゃんが産まれた時の感想がさくらももこらしくてリアルで良かった。 山中教授が前に「人間の身体を調べれば調べるほど神が作ったとしか思えない」みたいなことを言っていたような気がする...

さくらももこの妊娠〜出産体験記。 ホルモンってすごいし、人間の身体ってすごいよな、 と思わされる。 赤ちゃんが産まれた時の感想がさくらももこらしくてリアルで良かった。 山中教授が前に「人間の身体を調べれば調べるほど神が作ったとしか思えない」みたいなことを言っていたような気がするが、 出産もそうだし、人間の身体そのものも、宇宙くらい不可思議で広くて理解不能。 お医者さんも凄いし、世のお母さんも凄い。

Posted by ブクログ