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佐藤一斎 「重職心得箇条」を読む
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 致知出版社 |
発売年月日 | 1995/04/30 |
JAN | 9784884743604 |
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佐藤一斎 「重職心得箇条」を読む
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佐藤一斎 「重職心得箇条」を読む
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商品レビュー
4.5
13件のお客様レビュー
勧められて読みました。教訓になる素晴らしい本であるという感触を得ましたが、1、2回読んだくらいでは不十分でした。解釈本もあるので併せて何回も読んでみようと思います。悟りが開けることを期待したいと思います。
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自身の役割変更に伴い手に取った一冊。組織のリーダーの方、リーダーをこれから目指す方にお勧めしたい本です。 江戸時代の儒学者佐藤一斎が、岩村藩のために書き記した17条の心得。平明で淡々とした内容で重職の本質的な事柄が書かれています。それを昭和の知の巨人安岡正篤が解説しています。 ...
自身の役割変更に伴い手に取った一冊。組織のリーダーの方、リーダーをこれから目指す方にお勧めしたい本です。 江戸時代の儒学者佐藤一斎が、岩村藩のために書き記した17条の心得。平明で淡々とした内容で重職の本質的な事柄が書かれています。それを昭和の知の巨人安岡正篤が解説しています。 本書のメッセージはまとめると以下の4点だと思います。 【まとめ】 ①大局的な視点を持ち、寛容さと大きな度量を兼ね備え、どっしりと構える。 ②仕事ができなくとも、気に入らなくとも、部下を信用し、仕事を任せ、同僚間でバランスを取り、褒めるべきは褒め、指導すべきは指導し、気持ちよく能力が発揮できる環境を整える。 ③課題の重要度と緊急度をよくわきまえ、自分の意見を持ちつつ、先例と比較したり、メンバーと情報共有をよく行い、人の意見によく耳を傾けながら、公平に判断をする。 ④時代の流れに逆らわず、守るべきところは守る信念と、変えるべきところは変えてく柔軟さを持ち合わせる。 【17箇条の私訳】 1.どっしりと構える。 2.よく聞き、公平に判断する。どんな人もよく用いるべし。 3.守るべきものと変えるべきものを明確に。 4.自分の案を持ち、先例と比較し、判断をする。 5.チャンスを機敏に察知し、それに従う。 6.活眼で全体を見渡し、公平に。 7.よく人を観察する。 8.忙しいと口に出さない。部下を信用し、任せる。 9.刑賞与奪の権は、組織のものであり、リーダーは厳格に扱うべきである。 10.課題の重要度と緊急度を見誤ってはいけない。 11.寛大な心となんでも受け止める度量の大きさを持つ。 12.信念を持ち、時には柔軟に変容させる。 13.仕事の緩急を使い分け、上司・部下・同僚間のバランスを取る。 14. 極力仕事を簡素に保ち、手数を省くことが大切。 15.風儀は上から伝わる。手本となるような行動を心がける。 16.物事を隠す風儀は良くない。知られても問題ない情報は積極的に共有する。 17.新任の重職は組織にとって春という季節のようなもの。部下の心を一新し、前向きに楽しく仕事ができる環境や雰囲気を作らねばならない。 第一条の「重職たるもの、重を失い、軽々しくあるな」から、さっそく響きました。自分がどっしり構えることで、組織に安定感を生み出していく必要性を思いました。 (やや長文の)第二条から、どんなメンバーも信頼し、よく用いること。些細なことは口出しせず自主性を尊重すること。頭ではわかっても、なかなか難しい点だなと思いました。 まとめの①~④をよく読み返し、理想のリーダーに近づけるよう精進したいとです(特に①と②が難しくそして自身の課題だなと感じます)。
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「人の上に立つ者の必読書、行動指針」とある。 重職ではないが、いちおう管理職なので読んでみた。100ページあまりで軽く読めるが、内容は流石に深沈厚重だ。 「八 重職たるもの、勤向繁多と云う口上は恥べき事なり(重役たるもの、仕事が多い、忙しいという言葉を口に出すことを恥ずべきである...
「人の上に立つ者の必読書、行動指針」とある。 重職ではないが、いちおう管理職なので読んでみた。100ページあまりで軽く読めるが、内容は流石に深沈厚重だ。 「八 重職たるもの、勤向繁多と云う口上は恥べき事なり(重役たるもの、仕事が多い、忙しいという言葉を口に出すことを恥ずべきである)」は若い頃から意識してきた。 17箇条、折に触れて読み返すことにしよう。
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