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ザ・ギバー 記憶を伝える者 ユースセレクション
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ザ・ギバー 記憶を伝える者 ユースセレクション

ロイスローリー(著者), 掛川恭子(訳者)

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ザ・ギバー 記憶を伝える者 ユースセレクション

1,496

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1995/09/20
JAN 9784062616522

ザ・ギバー

¥1,496

商品レビュー

4.2

40件のお客様レビュー

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2023/02/21

洋書を全然読まないのだが、知人に勧められて読んでみた。 目から鱗という感じでほぼ一気に読み切ってしまった。アニメの話をしていてPSYCHO-PASSの話題になりそこから紹介をされた。 PSYCHO-PASSというアニメの話題からだったので管理社会?というイメージはあったのだかこ...

洋書を全然読まないのだが、知人に勧められて読んでみた。 目から鱗という感じでほぼ一気に読み切ってしまった。アニメの話をしていてPSYCHO-PASSの話題になりそこから紹介をされた。 PSYCHO-PASSというアニメの話題からだったので管理社会?というイメージはあったのだかここまで徹底して管理されているとは思わなんだ。 記憶を継ぐ者がかなり重大なキーであるのは明白で、ユース文学ということもあり筋が分かりやすく非常に読みやすい。 1番良いのは色々と妄想、想像の余地が多大にあった所だった。それまで、それからの中で明確な名言がない分思いを馳せることができると感じた。 説明がないからといって状況が全然分からないということもなし。 洋書読みたくなった。

Posted by ブクログ

2020/10/10

数年前に読んだ作品だが、ジョーナスが暮らす社会が徹底的に管理され、その実態が明らかにされていく過程が今でも印象に残っている。

Posted by ブクログ

2020/09/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

子どもの頃に読んで、その衝撃が忘れられずにいた本。 主人公が平然と享受している管理社会に、読み手の私達はほのかな違和感を募らせていく。色が見えていなかった、ということが明かされたシーンで、思わずページを捲る手を止め、最初から読み直してしまった。色が見えることや音楽が聞こえることは、当時の私にとってはあえて記述するまでもないような当然のことであった。作者はその「当たり前」を逆手に取り、まるで叙述トリックのようにコミュニティの姿を浮かび上がらせる。 大人になって再読し、「これだよこれ」と頷きながら当該シーンに辿り着いた。コミュニティが色を放擲したのは、肌や髪の色による差別をなくすためだったのかもしれない、と今になって思う。コミュニティは清潔で、合理的で、どこまでも穏やかだ。

Posted by ブクログ

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