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斜めから見る 大衆文化を通してラカン理論へ
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斜めから見る 大衆文化を通してラカン理論へ

スラヴォイ・ジジェク(著者), 鈴木晶(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 1995/06/20
JAN 9784791753758

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商品レビュー

3.7

7件のお客様レビュー

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2022/08/27

セミネールを読んだときに結局理解しきれなかった目とまなざしの部分がわかった、ヒッチコックをめちゃくちゃ観ておいてよかった

Posted by ブクログ

2015/08/15

ラカンを全く知らないので途中から理解が困難な部分もあったが、ヒッチコックをはじめとする映画からの引用やSF、ホルバインの絵画など文化作品を使っての説明は非常に合点がいくものだった ラカン解説書を読んでからもう一度読み返したい著作

Posted by ブクログ

2012/12/27

哲学書なので何度も読み返すべきなのだろうが、文体的に一気に読んでしまう方が理解できるような気がした。理屈は大事だけど、感じることがより重要である気にさせる文体だったので。 平和な風景に張り付く”染み”の概念等がとてもわかりやすく解説してあり、なるほどなと、思わされる。他にも、中心...

哲学書なので何度も読み返すべきなのだろうが、文体的に一気に読んでしまう方が理解できるような気がした。理屈は大事だけど、感じることがより重要である気にさせる文体だったので。 平和な風景に張り付く”染み”の概念等がとてもわかりやすく解説してあり、なるほどなと、思わされる。他にも、中心が空無であっても回り続けるモダニズムというシステムへの批判や、主体が空無であるからこそ逆説的にそこに任意の内容を詰め込んで表象するアイデンティティポリティックスの起源など、人類学の視点からみても頷ける内容が盛りだくさんだ。イデオロギーとは失敗を考慮しながら駆動するシステムである。これは秀逸だ。社会とは人が振る舞うように振る舞う(存在する)というジョン・サールの言葉を思い出す。植民地支配から脱却しようとした時に、被植民地の人々が行ったことや、昨今声高に叫ばれる”美しい日本”や”クールジャパン”などのデフォルメされた文化表象も大方この図式で説明がつく。弱者が立場を得るために、戦略的にアイデンティティポリティックスを選び取ったり、文化を任意に創造したりすることを”政治的正しさ”といって看過するしかない現状、ジジェクはどう考えるのだろうか?? それもまた幻想に過ぎないと一笑に付すのであろうか。しかし、冷笑家の内実は、実はかつては希望を抱いた志士であるのではないかと疑わずにはいられない。それもまた、私が彼という記号に任意に与えてしまった幻想なのかもしれないが。

Posted by ブクログ

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