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リチャード・プレストン(著者), 高見浩(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 飛鳥新社
発売年月日 1995/11/30
JAN 9784870312388

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商品レビュー

4

9件のお客様レビュー

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2019/08/19

エボラ出血熱に関する本。こう言っていいのかわからないけれどとても面白かった。 二部構成で、前半は登場人物紹介と、エボラが人間に感染したときに一体どんな被害をもたらすのかの説明、二部はアメリカワシントンの小さな町で突如発生したエボラウイルスの鎮圧に命をかけた人々とその戦いの話だった...

エボラ出血熱に関する本。こう言っていいのかわからないけれどとても面白かった。 二部構成で、前半は登場人物紹介と、エボラが人間に感染したときに一体どんな被害をもたらすのかの説明、二部はアメリカワシントンの小さな町で突如発生したエボラウイルスの鎮圧に命をかけた人々とその戦いの話だった。 読みごたえがあって面白かったし、エボラ出血熱と名前は知っていても具体的にどんな症例が出るのかは全く知らなかったので、その症状があまりに恐ろしいことにゾッとした。 ウイルスは目には見えないけれど、いろいろな生き物を付け狙っていて、その中には当然我々人間も含まれる。 わたしたちは普段気づかないけれど、大規模な「災害」にならないように水際で食い止めてくれている人たちの苦労と熱意を思った。いい本だった。

Posted by ブクログ

2014/11/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

エボラウィルスに関するノンフィクション。 エボラ出血熱は全身の毛穴から血がでて死ぬ病気というイメージしかなかったのですが、あまりに知識不足でした。 ここでは恐ろしいほど詳しくエボラウィルスが宿主を捕食していく様子が説明されています。 肉体の融解現象、そして「炸裂」「放血」。 最近エボラ出血熱が猛威をふるっていて、それに対するマスコミや一部有識者の見解がいかに偏ったものが多かったのか、それに気付くことができました。 エボラウィルスだけでなく、自然破壊の原因となっている世界の止まらない人口増加、野生動物の密猟の裏にある世界貧困についても考えさせられました。

Posted by ブクログ

2012/08/12

アフリカで発生した、エボラ出血熱をめぐる人々のそれぞれ。 交通機関が発達した現在、アフリカ奥地で発生した疫病が全世界へ広まる危険性、実際にアメリカ・ワシントンでエボラの亜種が実験用猿の間で流行していたなんて知らなかった。 熱帯雨林が破壊され、未知の病原体が文明社会と接触した結...

アフリカで発生した、エボラ出血熱をめぐる人々のそれぞれ。 交通機関が発達した現在、アフリカ奥地で発生した疫病が全世界へ広まる危険性、実際にアメリカ・ワシントンでエボラの亜種が実験用猿の間で流行していたなんて知らなかった。 熱帯雨林が破壊され、未知の病原体が文明社会と接触した結果としての大流行と結論づけ、また現れると書かれている。 先日、またアフリカにてエボラ流行の兆しがあるというニュースが流れた。 今もこの本にような最前線で活躍されている方々がいると思うと、頭が下がる思いだ。

Posted by ブクログ

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