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赤穂義士 文春文庫
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赤穂義士 文春文庫

海音寺潮五郎(著者)

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赤穂義士 文春文庫

491

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 1994/05/10
JAN 9784167135300

赤穂義士

¥491

商品レビュー

4

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2022/04/17

令和の時代に海音寺さん。最近は絶版になったものも多く、図書館にあって助かる 元は戦時中に書いた大石物がベースということで、はしがき的な部分に当時の空気感が出ていて、興味深い。 資料をベースに赤穂浪士・義士をみていくいつもの流れで、講談ベースの大河(元禄繚乱)知識しかない者として勉...

令和の時代に海音寺さん。最近は絶版になったものも多く、図書館にあって助かる 元は戦時中に書いた大石物がベースということで、はしがき的な部分に当時の空気感が出ていて、興味深い。 資料をベースに赤穂浪士・義士をみていくいつもの流れで、講談ベースの大河(元禄繚乱)知識しかない者として勉強になる。大河では離脱者の理に優しかったが、海音寺さんは手厳しい。大石主税が穴蔵に飛び込んでいったこと、切腹前日の若い兵士のはしゃぎかたなど、面白いなあ

Posted by ブクログ

2011/12/08

一般に言う小説…というものではないのかも? 様々な書物から著者が見出した、義士たちの思い、生き様が描かれています。 というのも、この史料にはこう書いてあった、一方この史料では…というところ…小説にしてしまえば残るべくもない、筆者の人物に対するまなざしが見えるようになっているのです...

一般に言う小説…というものではないのかも? 様々な書物から著者が見出した、義士たちの思い、生き様が描かれています。 というのも、この史料にはこう書いてあった、一方この史料では…というところ…小説にしてしまえば残るべくもない、筆者の人物に対するまなざしが見えるようになっているのです。 普段歴史小説はあまり読まないのですが、やっぱり小説を書く方であるからには読んでいる数もかなりになるのですね…とか、また学のないことを言って自分が恥ずかしいですが/////歴史小説を読んでいると、どこまでが史実なんだろう、なんて野暮で余計なことを考えてしまうので、こういうつくりの本はちょっと落ち着いて読めるのかもしれません。 その一方で、語られる内蔵助の深慮、そして堀部の焦燥…でもやっぱりメインは内蔵助。どうしよう…惚れます…///// ドラマや漫画も含め、私が人生で初めて手に取った赤穂もの。わかりやすくて、でもそれだけじゃなく、なんともはらはらして、浪士たちと一緒に焦れて焦れてまだ焦れて、はっ、と討ち入りをする様が、白雪を背景に目に焼き付いているような感じがします。 元禄の武士道――無骨ないくさ場を離れた武士たちの、あざやかな姿を思いました。 礼儀に則り、背を見せず、さながら紳士の如く。 ああでも!義士たちに感情移入しすぎて、討ち入りを急く心ばかり逸り、途中から一気に読んでしまいました。また読もうかしら…

Posted by ブクログ

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