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幻影の人 西脇順三郎を語る
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幻影の人 西脇順三郎を語る

西脇順三郎を偲ぶ会(編者)

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幻影の人 西脇順三郎を語る

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 恒文社/
発売年月日 1994/08/20
JAN 9784770408044

幻影の人 西脇順三郎を語る

¥3,417

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2025/02/20

西脇順三郎と親交のあった人びとを中心に12人がその思い出を語った講演の記録です。巻末には、同趣旨の内容が語られている座談会が収められています。 西脇の死の翌年に郷里である小千谷市で「西脇順三郎先生を偲ぶ会」が発足し、毎年西脇の命日に講演がおこなわれてきました。本書に収録されてい...

西脇順三郎と親交のあった人びとを中心に12人がその思い出を語った講演の記録です。巻末には、同趣旨の内容が語られている座談会が収められています。 西脇の死の翌年に郷里である小千谷市で「西脇順三郎先生を偲ぶ会」が発足し、毎年西脇の命日に講演がおこなわれてきました。本書に収録されているのはそこで話されている内容の記録です。最初の年には、公私にわたって西脇と親交のあった鍵谷幸信で、西脇の日常のようすが明かされます。二年目にはフランス文学者の新倉俊一が招かれ、ロンドン留学時代の西脇の足跡について調査した結果が報告されています。ほかに、西脇の弟子で批評家の山本健吉、おなじく西脇の弟子でフランス文学者の佐藤朔、詩人の那珂太郎、加藤郁乎、田村隆一、国文学者の目崎徳衛などが参加しています。 田村隆一が西脇の思い出として、80歳に近い西脇が50歳に近い鍵谷と話をしているとき、「君は何年も僕のところに来ていて、まだ詩がわからないのか」と怒って鍵谷を追いまわし、鍵谷があわてて逃げていったという話を披露しています。当時鍵谷は、慶応大学の授業でモダン・ジャズやロックをあつかって学生たちの人気を博していたようで、田村は西脇が怒った理由について、「多分ボブ・ディランか何かの話を西脇先生になさったのでしょう。西脇先生はボブ・ディランなんていうのはとんちんかんだし、「これは君、詩だと思っているのか」というようなことになったのではないかと、想像します」と語っています。そのボブ・ディランは、ついに西脇が取ることのできなかったノーベル文学賞を受賞しました。泉下の西脇はいよいよ腹を立てているかもしれません。

Posted by ブクログ

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